不動庵 碧眼録

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<<   作成日時 : 2017/04/18 11:54   >>

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犯罪には大別して2つあります。
1つは自分や家族、組織の維持生存のためにやむなく行う場合。
1つはそれ以上に自分の私利私欲のため、理性に反して行う場合。

どちらであっても例えば殺人などは重い罪ではありますが、正当防衛が成立した場合などは許されます。
魔が差すというのは主に後者を指すのでしょうか。
とはいえ、人間の本能に準じながらも後者の犯罪に属するものがいわゆる性犯罪です。基本的にはほぼ男が加害者で女が被害者である事が多いようです。
この犯罪が厄介なところは、被害者が妊娠してしまうことがあったり、病気をうつされてしまうことがあること。この辺りも普通の犯罪と違うところです。

その性犯罪が起こる確率です。ここにウィキアークのデータがあります。2000年頃のデータだそうです。10万人当りの発生率です。
https://www45.atwiki.jp/electricarc/pages/15.html

世界ワースト10
1.南アフリカ 123.85件
2.スワジランド 121.24件
3.オーストラリア 81.41件
4.セシェール 78.79件
5.カナダ 78.08件
6.パラグアイ 57.35件
7.ジャマイカ 49.53件
8.ドミニカ 32.88件
9.アメリカ 32.05件
10.アイスランド 25.98件

アジアではこんな感じです。
韓国 12.98件
タイ 6.62件
中国 2.84件
トルコ 1.93件
日本 1.78件
インド 1.55件
香港 1.53件

韓国は見ての通り、大げさな表現ではなく文字通り「桁違いに高い」発生率です。韓流ドラマとかに騙されてはいけません。
日本の10倍近いし、中国の4倍。割に性犯罪が多いとされるタイと比べても2倍ですから、普通に考えて女性にとってはかなり危険と言えます。インドは日本より低いですが、多分これは届け出ない人が多いのでしょうか。実際はこんな数字ではないはずです。届け出ないという点ではどの国も同じですから、実際には10万人当りの事件発生率はもしかしたらこの数倍かも知れませんが・・・。(別の資料によると韓国の発生率は日本の約20倍というと言っているのもありますから) 繰り返して言いますが、韓国の性犯罪は桁違いに多い国です。

よく女性が学んでいる護身術の話しです。
基本的に「護身術」という術はなかなか成立しにくいと考えます。
まず護身術が非常事態で使えるようにするためには、日頃から入念に訓練しておく必要がありますが、事件発生率は上記の通り。実際はこの3倍だと仮定して、10万人当り5.34件。ざっくり20000人に1件ちょっとの割合です。この10万人というのは男女合わせて10万人ってことでしょうか?いずれにしてもデータの3倍に見積もっても2万人に1件です。

このリスクのために週に何度も護身術のために時間を費やせますか?コスパ的にはどうでしょうか?
体を動かすのが楽しいとか、武道が好きだとか言うなら話は別です。そういう場合は全く問題がありません。
襲われやすい女性で襲われやすい場所を通る、こんな方でなおかつ我が身を守る術がない場合などは護身術について考えると思います。

コスパ的、効果的に考えると、護身術の実用性はあまりないと思います。長いこと武芸を嗜んでいる人ですら、後れを取ることもあるほどです。シロウトがちょっと学んだだけで、すぐに使えるようになる確率はほぼありません。
では全くないのかと言えばさにあらず。私は護身術を学ぶことで「心の余裕」を持てるようになると思っています。この「心の余裕」は大きい。

加害者側の心理は「相手はオレより弱い」「相手は怯えている」「相手は逃げられない」という、相手の見誤りが起こり、被害者を過小評価します。被害者に被害から逃れられるとしたら、このギャップ、間隙を最大限に利用することです。私的には護身術において用いるべき効用はこの部分が7割と考えています。

コスパ的に効果を発揮するのはやはり「道具」、防犯アイテムです。とっさに使えるという点では相手を撃退する道具よりも、大きな音や閃光を放つものの方が役に立ちます。性犯罪というのは運がいいことに相手の心理に大きく反映されます。故に大音量や強力な光で犯行現場を知らしめる事でその気が失せることが多い。更にこの方法は技術やとっさの判断をほとんど要しないので昨今増えてきている、未成年に対する性犯罪の場合でも効果があります。

犯行を知らせる光や音で効果が無い場合はやはり実力行使ですが、原則、接近したら勝てないと思って下さい。そういう意味でよいのが催涙ガスや唐辛子スプレーのような飛び道具。ガスなどで大音量を出すアイテムも相手の顔の正面で使うことで犯行意欲が失せることもあるそうです。

いよいよ相手に捕まったり、接近を許してしまった場合、対抗手段の道具は最低限でもバッグからすぐ取り出せるところ、もしくはバッグではなく直接身に付けているべきです。何であれ「すぐ」取り出せること。この場合何がいいかというとできたら「スタンガン」(笑)でもこれは少し高価ですし重いので、もっと楽なもので「刺す物」。ナイフだととっさの場合自分を傷つけてしまいますし、相手に対しても出血を増やしてしまうかも知れないので、刺すことが一番かと。

一番いいのはやや高めの金属製のペン。護身用の針などが付いているものもあります。それを逆手に持ってぐさりとやります。できたら数回。これも数回負傷したらやはり意欲が削がれます。これで逆上する可能性もなくはないですが、そもそも性犯罪をする人は肝が据わっていない、例えば普通に風俗にも行けない人ですから、多くはびびって逃げます。

その上で護身術というものを併用するのが一番効果的かと思います。大音量、大閃光、鋭利な武器、それら併用の上、身構えられてなお性犯罪を遂行しようという人は多くはないでしょう。そもそも生存に必要な犯罪ではないのですから。

その上で、護身術を用いる場合です(笑)
1.諦めたふりをして下さい。
2.そしてチャンスは一度しかないと思って下さい。
3.人間の急所をよく覚えておいてください。

多分実戦的な護身術の7割はこれがほとんどです。これらを心得ておけば、日頃あまり訓練してなくても危機を脱することはできます。

1と2は文字通り好機を得るためです。一度反抗したら多分本気の力ずくになりますから逃げられる可能性は激減します。初めから怯えたふりをして「言うこと聞きますから暴力は振るわないで」のようなことを言っておけばいいのかも知れません。だからチャンスは一度だけです。

3.急所は難しいところにはありません。
一番確実なのは「目」親指でツブします。親指以外だと突き指するかも知れませんが、取り敢えずどんな大男でも鍛えられない部分ですし、確実に戦意を喪失させられます。
次に耳。写真のような握り方をします。爪の先と掌の部分で相手の両耳を握ってちぎります。この握り方だと突き指はしませんし、力を最大限に発揮できます。また耳なので比較的簡単に負傷させられます。
画像

その次が唇。相手に噛まれないように注意して欲しいのですが、両指を相手の唇左右に突っ込んでぐいと引くと比較的そんな力がなくても引き裂くことができます。目や耳ほどに効果はないかも知れませんが、取り敢えずかなり痛いはずです。
その次が鼻。正面からだと避けられてしまいますが、下や左右から拳で叩きます。小さな突起なのでよく狙ってください。当ると相手は涙を流して痛がります。目耳と違って一つしかありませんが効果絶大です。
あとは金的です。握りつぶしてもいいですし膝蹴りしてもいいですが、これもまたよく狙ってください(笑)
応用編です。両手で相手の両耳を握って頭突きで相手の鼻を折ります。おでこ辺りの頭骨はかなり頑丈です。相手の顔面におでこをぶつける感じで何度もガンガンと叩き付けてください。多分あなたはそんなに痛くはないはずです。

上記は相手が至近であるとは言え顔に付いている、大変小さな目標です。しかしどれも体格に関係なく鍛えられない部分ですから、冷静に落ち着いて一撃を与えたら確実に効果があります。

護身術教室でちょっと学んだような技は止めましょう。生兵法は怪我の元です。相手が怯んだらまず逃げます。取り敢えず人がいるところまで。相手が倒れて藻掻いていてまだ多少元気そうなら追撃されないよう顔か脇腹に蹴りを入れてもいいかもしれません。でもあまり欲は出さない方がいいでしょう。

護身術に限らず、あらゆる闘争は準備7割と考えてください。日々のルートを周到に確認し、道具をいつも持ち、急所を学んでいれば、ある程度気が動転していても勝機はあります。襲われたら「滅多にないことが起きてしまった」と正しく認識すれば落ち着けます。冷静さを失うのは大抵、事態を正しく認識してないからです。過大に認識しているからです。相手の読みと自身の準備との差、この差にこ勝機があることをよく想って性犯罪などの非常時に備えてください。


平成二十九年卯月十八日
不動庵 碧洲齋

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