不動庵 碧眼録

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zoom RSS 米国ドラマ 100

<<   作成日時 : 2018/03/22 11:18   >>

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先日からNetFlixでこの「The 100」という米国テレビドラマを観ていた。シーズン1-2で各16話ぐらいだったか。ドラマのクオリティーとしては、なかなかに凝ったセットでよくできていた。で、ストーリーの大筋。

地球は核戦争で放射能汚染されほぼ死滅したと考えられていたが、衛星軌道上残っていた12ヶ国の宇宙ステーションにはまだ人が残っていてつなぎ合わせ97年間大方平和に生きてきたが、機械の老朽化で酸素供給が難しくなり、手始めに言い掛かりで犯罪者に仕立てた18歳以下の少年少女たちを脱出ポッドで実験を兼ねて地球に降下させたのが始まり。
地球には地下に潜った文明人たちと地上で生存していた文明をなくし全く違った文明を持った人類がいたが、そういうところに落された。で、取り敢えずは生存可能という事と宇宙ステーションはもうダメだという事で大気圏強行突入で多くの犠牲を出しながらも地上に降り立った後から追ってきた人たち。
未開な地上人たちと戦いつつも、色々あって地下の文明人たちが地上人たちを生け捕りにしてその血で生き長らえていたことを知ってステーション人と地上人は同盟を結び、地下人を総攻撃。実際に捕まってしまった人たちも地下人の親切な人たちに助けられたのだが結果的には地下人(地上の僅かな大気汚染に身体が保たない)たちを皆殺しにしてしまう。そして勝利する。

シーズン2まで見て気付いた。ヲイ、これ、欧州人の新大陸発見と入植、インディアン虐殺の正当化焼き直しじゃないのかと思った。ステーション人たちの生存のために地上人は数百人殺されたし地下人も軍人を除いたらほとんど良心的で文明的、協力までしたのにこれまた仕方ないと皆殺し(外の空気を入れて汚染させて殺害)。地上人も同盟を結ぶまで数百人も殺した。米国入植史の未来版という感じで気分が悪くなった。

日本人とはやはり思考形態が随分違うと感じた。
もし日本人だったらと思う。武勇を尊ぶ地上人たちとはサムライ文化で分かり合える部分も合ったろうし、地底人ともあれだけ良識のある人たちもいたのだから和を尊ぶ日本人ならいま少し歩み寄れたと思う。甘いかな?しかしドラマは激しいバトルアクションや各部族のエゴ丸出しばかりで気持ち悪くなった。銃撃シーン、暴力シーン、セックス(笑)、激しい言い合い。なるほどこれあるから今のアメリカなのかという納得もしたが。

アクションとしてみる分には間違いなく面白くできた作品。ただ米国暗黒史をある程度知っている人には多分結構気分悪くなるストーリーかも知れない。なるほどこうやって自国、自民族の正当化を盾に他民族の虐殺を正当化するのかとある意味感心させられた。

シーズン3以降は見る気が起きないな。

平成三十年弥生二十二日
不動庵 碧洲齋

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