露飲

露国のどうしても解せない習慣、それは「冷たい飲み物がない!」ことです。今回、ロシアのアエロフロート航空を利用しました。私は長年の習慣で乗機後のファーストドリンクは必ずオレンジジュースというポリシーがあるのですが・・・生ぬるかったです。生まれて初めて生ぬるいオレンジジュースを飲みました。そして2回目のドリンクはコーラを頼みましたが、やはりぬるいのです。しかし食後のコーヒーはちゃんと熱くなっていました。ちなみに帰路もオレンジジュースとコーラを頼みましたが、やはり(いや、もっと)ぬるかったです。ただし友人たちのもてなしはとても温かく、非常に嬉しかったです。

露国内でもファーストフード店やレストランにおいても基本氷なしです。一応冷たいな、と言う程度には冷えています。でも日本の店のように氷がざくざく入っているわけではないので、お話にならない程度に冷たくありませんし、ぬるくなる速度が速くなってきます。
レストランなどでは頼めば氷をグラスなどに入れて出してくれます。これだけの炎天下なので、氷を入れた方が絶対においしいとは思うのですが・・・。また、氷がないとですね、量が爆発的に増えるのです。生ぬるいドリンクを大量に摂取すると、身体が冷えない割には身体が重くなるんですよね・・・。飲み物の種類は豊富です。

ちなみにさすがと思ったのはマクドナルド。私は一度も注文しませんでしたが、遠目で見た限りは日本やその他の国と同じ氷を入れていたようです。

勝手な想像ですが、寒い国なので、夏は極力冷やすという習慣がないだけかも知れません。でもその割には裸で街を闊歩していた人も多かったです。

旅行中に飲み物に関する素晴らしいアクシデントに遭遇しました。クレムリンと赤の広場に行った日でした。とても暑かったのと、腹が減ったのでロシアの伝統的なパンケーキを食べることになりました。どちらかというとクレープのような感じでしょうか。なかなか美味だったのですが・・・。友人と3種類のフルーツジュースを飲むことにしました。が、店員は何を勘違いしたのか、3種類のジュースを3杯ずつ並べました。1杯500mlです。
友人「・・・あのう、1種につき1杯ずつって言ったんですけど」
店員「いいや、あんたは3杯ずつって言った」
友人「でも二人でこんな量は飲めないって思いませんか?」
店員「いいえ、注文はノークレーム、ノーリターンです」
割と大人しい友人は「分かりました」と言って全部引き取りました。さすがに周囲の人たちも「え”っ」という感じでしたけど。
ま、幸い多くの友人たちと来ていたので、私は1.5Lを飲むだけで済みました。
ぬるかったとは言いませんが、日本のレベルで言うと決して冷たいとは言い難いジュースを1.5Lはきつかったですね。あのジュース、氷が入っていたらもうちょっと楽かなと思いました。しかしこの店員、恐ろしいほど強引でした。日本だったらほぼ100%あり得ないような状況ですよね。ロシア人の友人たちには「日本ではまず、絶対にありえないこと」と言っておきました。

写真は実際に出されたジュースの大群!がんばって3杯飲みました。友人は多分2杯。残りは他の友人たちが飲んでくれました。
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ちなみにロシアには伝統的な清涼飲料水があります。クァスという飲み物です。ライ麦、レモン、リンゴ、ハチミツを発酵させた微炭酸の飲み物なのですが、店によってはアルコールの入っていないビールっぽかったり、フルーツジュースっぽかったり、色々です。同じ飲み物とは思えないほど種類があるようです。缶に入っていたり、瓶に入っていたり、露店で売られていたり色々です。

あ、ロシアではソ連時代からペプシが売られていたようです。コカコーラはロシアになってからと言うことでした。

SD100720 碧洲齋