いじめ問題の闇

ごくごく最近の話ですが、大学で教育学部を専攻して、公立教育機関に10年以上勤務している人といじめ問題について話す機会がありました。私自身、小学校高学年から中学校の間にいじめに遭ったので色々話しを伺いたかったのですが・・・。

曰く「いじめはいじめられる側がより悪い。」のだそうです。理由は「いじめる側から見て、相手がイジメを誘引するような言動をして、かつそれをしたことに気付かない自身の浅はかさ」だからだそうです。いじめる側をイラつかせる、反撃したくなるような事を言ったりしたりするからイジメに遭うのだと真面目に答えていました。

驚いた私は「じゃあ何もしてないのにイジメに遭った場合は?そう言うこともありますよね?」って言ったら「そういうことをしていることに気付いていない本人の意識を変えさせるべき、それができないことが教育の難しいところです」って断言してたので唖然としました。

なるほど日本のイジメがなくならないわけだ、と思いました。ま、それ以上言っても無意味だと思ったので踏み込んで話しませんでしたが。幸い同席していた息子もあまりことに言葉を失っていましたが、息子だけはそういう無慈悲で残忍冷酷な人間になってほしくないと思ったものでした。

いじめ問題はいじめられた人しか分からないものですかね。大学の教育学部という学問はそこまで昏い学問だったのかと驚くと共に、日本の将来に対して暗澹とした気持ちにさせられます。

令和元年皐月十八日
不動庵 碧洲齋