通勤時間と有給休暇

今の会社の雇用条件の悪さに時折FBで愚痴を言ってますが、しばらくは辞める気もなく。
理由は簡単で二つ。一つは「通勤時間の短さ」、もう一つは「有給休暇の取りやすさ」。
12年前に今の会社に転職する際は色々考えました。海外の同門たちにも意見を求めましたが、長く武芸を続けていくのであれば時間にゆとりが持てない仕事には就くべきではないと言うことでした。
今の会社と都内の会社2社で内定してましたが、給料が高かった都内の2社を蹴ってこの会社に入社したのはそういう理由だからです。

私は20代は海外や地方にいたことがほとんどでしたが、20代終わりから30代中頃までは新宿や日本橋辺りでも勤務してました。2年ほど、草加市から八王子市まで通勤していたこともありました。
ちょっと比較してみましょう。表記は往復です。

八王子まで4時間
新宿まで3時間
日本橋まで2時間
現在の会社まで20分

週5日、1ヶ月4週間として1年間を計算します。
八王子 :960時間(40日)
新宿  :720時間(30日)
日本橋 :480時間(20日)
今の会社: 80時間(3.4日)

給料が高くても通勤している時間で時給換算すると高い給料でも低くなりますし、そもそも時間というのは貴重です。特にライフワーク的芸事を習っていた場合などはこの時間は大変貴重だと考えました。見ての通り、通勤時間というのは年間計算で郊外から都心に働きに来る労働者の1ヶ月分近くの時間を費やしています。私はこれを12年前に計算した折に震撼して考えを改めた次第です。欧州の同門からのアドバイスも大きかった。

そして日本の企業ではなかなか容易に有給休暇が取れないことが多いのですが、今の会社は給料が安いせいか(笑)、申請した有給休暇は大抵OKです。海外旅行などに行く場合などはどうしてもある程度長期必要になります。現在では週末や祝日を合わせれば10日前後は休めます(笑)
そう考えると我ながら先見の明があったなと思います(笑) まあ給料が安いというのもホントに困りますが、勤めている会社に時間的な意味での縛りがあるとなるとこれはもっとキツかった。いくらお金があっても動けないという事になりかねなかった。

海外の同門たちをみていると、普通に2週間ぐらい休んで来日する人が多い。中には1ヶ月という人すらいます。私はずっと彼らが日本に来る様子を30年以上みてきましたが、欧米圏の会社の有給休暇の使い方に暫し考えさせられます。


令和弐年如月十七日
不動庵 碧洲齋

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