防災の備え 2

まず防災用品を格納しておく場所は確実なのは「自動車」です。季節の寒暖差はかなりありますが、自宅は地震で倒壊したり燃えたりします。それに較べると自動車はかなり生存確率が高い。ただ機械式駐車場や地下駐車場だと難しいかも知れません。とはいえ自動車は寝起きすることも可能であることが多いので、移動を含めてやはり自動車に搭載しておくのが一番合理的です。私の場合ですが、以前所有していたアルトワークスとトッポという軽自動車でも家族三人が3日程度は不自由しない程度の備品を積んでおくことができました。スペアタイヤ脇やサイドボックス等を利用すれば見た目ほとんどそのようなものが搭載されているとは分からないレベルです。せいぜいトランクスペースに小さな箱がある程度。車が一番お勧めです。

車がない場合、できたら家屋と離れた物置に厳重に密封した状態で保管しておくことが望ましいですが、それがない場合はなるべく出入り口に近いところが良いです。現在の私の場合は庭に面した窓際です。そこに米軍のリュックサックに詰めた防災用品を置いてます。家族のは階段から降りたところにあります。間違っても押し入れの奥とか、邪魔になるからと言って動線上からかなり外れたところには置かないでください。慌てているときは動線上にあるものですら持って逃げるのは難しいものです。ちなみにうちではキャンプ用品も窓際の物置に格納してあるので例え家が潰れても火事でもない限りは割とすぐに取り出せます。

防災用品は家だけではありません。会社にも設置すべきです。会社によっては会社が用意している場合もありますが、基本自分で揃えるべきだと思います。
何をどの位用意するかはその人の労働環境次第でしょう。
電車による通勤の方の場合、会社のロッカーなどにリュックサックに入れた防災用品(帰宅するまでのアイテム)を準備します。

災害時は徒歩で帰宅することを想定します。必ず用意して欲しいのは地図。普通の地図ではなくて帰宅困難者用の地図です。帰宅支援マップと言います。ネットで検索すれば昭文社のものが出てきますが、価格は首都圏版で2552円です。情報は更新されるので毎年とは言いませんが数年ごとに買換えてください。ネットなどにも情報はありますが、災害時はネットにつながらないと思ってください。

次に靴。革靴で通勤している方は靴を履き替える必要があります。長距離歩行に即した靴を用意します。また、スーツで出勤して勤務している方も動きやすい服を準備して置いてください。基本、夏と冬両方準備しておいた方が楽です。その他軍手や帽子もあった方がいいです。もちろん雨具もです。ポンチョの方がいいかもしれません。

基本的に家に帰宅するまでの装備です。例えば草加から新宿まではGoogleマップによると約20キロありますが、建造物密集地帯や川などがあり、困難が予想されます。日中のうちに帰宅できるかどうかも分かりませんし。

そういう場合に比較的気分を楽にできる方法があります。それは機会を見つけて帰宅支援マップを頼りに一度だけでも実際に職場から自宅まで装備を持って歩いてみること。一度歩けば何となく感覚が掴めます。災害時はその1.5倍とか2倍ぐらいかかって帰宅すると考えればいいと思います。(何倍かというのはあくまで目安ですが)

推奨する持ち物はこんな感じでしょうか。
衣料
厚手の靴下
作業ズボン(登山用でも可)
綿の長袖シャツ、セーター
ジャンパー
軍手
帽子
ポンチョ
歩きやすい靴

食料
できたら軽く2食分、最低でも1食分
アメなど甘いもの
水500mlボトルx2-3

その他
LEDライト
スマホ用予備バッテリー/ケーブル
乾電池予備
タオルx2
帰宅支援マップ
ポケットティッシュ
使い捨てカイロ
*これらはジップロックなどに入れておく。

大体これらのものをリュックなどに入れて会社のロッカーに入れておけば間違いありません。

令和参年卯月十三日
不動庵 碧洲齋

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