教育について息子と話した

昨夜は稽古から帰宅後に息子と話す機会がありました。 今息子は日本の中学校の宿命とも言える学校、塾、部活のために毎日がギシギシという生活ですが、一体そうすることのどれだけの意義があるのかという事に疑問を持っているようです。 それは確かに誰でも疑問は持ったものです。 学校の勉強の多くは、それがそのまま社会で直接役に立つことはありません。 しかしそれは多くの研究分野でも同じで、直接役立つ研究な…

続きを読む

本来無一物

私が初めてデジタルカメラを所有したのは1997年末頃だったでしょうか。 記憶では富士フイルムのカメラで37万画素だったと記憶しています。 新しい機種がその倍ぐらいの性能で、そのため型落ちということで安くなっていて買いました。20年前になります。 私は1995年頃まで日本語教師になるための勉強をしていて、その頃の授業のスクリーンなどは普通のフィルムカメラで撮影していました。 上記のカメラは…

続きを読む

星の多さと空の広さ

私が敬愛して止まない諸葛孔明は、現在に幾つか言葉を遺しています。 その中で孔明が書いたとされる兵法書があり、その中にこんな言葉があります。 それ軍国の弊に五害あり。 一に曰く、党を結びて相連なり、賢良を毀損す。 二に曰く、其の衣服を侈にし、その冠帯を異にす。 三に曰く、妖術を虚誇し、神道を詭言す。 四に曰く、是非を専察し、私に以て衆を動かす。 五に曰く、得失を伺候し、陰に敵人と…

続きを読む

HP閉鎖

息子が生まれた年に立ち上げた私のHP"文武之間 不動庵" を今し方閉鎖しました。13年ほどですか。色々と思惑はありましたが、直接の理由はなかなか更新できなくなってきたため。今年に入ってからずっとアナウンスし続けていましたが、「消す消す詐欺」みたいになってしまっていました(笑) そこに来てやや差し迫った事情もあり丁度よかったと思っています。ネット上の情報を消してからと思ったのですが、ボタンひとつで…

続きを読む

人としての品格

ここ最近はなかなかに息子とどこかに出かけることがなく。 傍から見ていても部活と塾と英会話教室を続けることは大変そうです。 昨日は息子の服などを買うために二人で自転車で草加市の中心街まで行きました。自転車で20分程度でしょうか。 その道中で久し振りに語りました。 学問をすること、これは人として重要な事です。 個々の人間として向上を目指すという点で重要ですし、次の世代に継承させるという…

続きを読む

「性善説」と「性悪説」

中国思想の帝王たる儒家に初めて手を出したのは高校3年生から留学直前、法家道家と真逆の思想で、道家に散々叩かれているからという理由だったのと、呉子、韓非子を生み出した荀子の祖である儒家がどんなものかもっと良く知りたかったからでした。別段孔子の徳に吹かれた訳ではありません。もちろん最初に読んだのは「荀子」(笑)、江戸時代、性悪説の主流たる韓非子や荀子は悪徳の書とされ、禁書扱いではありませんでしたが堂…

続きを読む

継続は力なり

入門者の成長パターンは概して3つほどあるように思います。 一つはなだらかな上り坂型。大半はこれでしょうか。 一つは階段型。私はこれに入ります。 一つは急上昇型。 その中で一番多く辞めていくタイプが3つ目の急上昇型。ある程度のところまで行くと、それ以後、全く停滞して驚くほど成長しない。いえ、これで留まることを知らず成長する人がいわゆる天才なのでしょうが、3番目に限っては今まで会った方は…

続きを読む

ひよっこと出稼ぎ

私は有村架純さんの大ファンです。ということで、「ひよっこ」は欠かさず観ています(笑) 有村さんだけでなく、レギュラーメンバーみんな、若さも相俟って本当にまぶしいぐらい。・・・そんなことを書くと余計、自分が年取ったように感じます。悲しいです(笑) みね子さんたち世代は大体私の両親ぐらい。私の両親はどちらも戦前生まれですが、妻の両親はちょうどみね子の世代。みね子さんは昭和39年で18歳ですから生まれ…

続きを読む

初心忘るべからず

今朝、たまたま手にした円覚寺管長横田南嶺老師の本にいいことが書かれていました。ちょっと抜粋します。 修行といいますと、はじめ何も分からない修行僧がだんだん修行を重ねて偉くなっていって、先輩の雲水になり、役位という僧堂の運営に携わる立場になり、やがて和尚さんになってゆくと、修行が進んでゆくように思われます。和尚さんの中でも更に進めば老師さまや管長になってゆくよ思われるかも知れません。私も初め…

続きを読む

精進する

昨夜の稽古は久し振りの大人数で20人近くはいたでしょうか。 フィンランド、チリ、ドイツ、アメリカからでしたが、なかでもチリは10人近くいました。 飛行機で30時間かけて来日しました。 チリは南米でもまずまずの優等生で、経済的にも政治的にもなかなか安定しているのですがそれでも日本にやってきて稽古をするというのはなかなか大変なことです。彼らの志たるや大変天晴れなものだと感心せずにはいられま…

続きを読む

到らぬ想い

禅宗では僧侶として資格を得るためには僧堂で数年、修行をしなければなりません。 年に2回の修行期間があり、その中で更に1週間単位で何度か集中して坐禅をする期間があります。それを「接心」と呼んでいます。 いくつかある接心の中でも「修行僧命取りの接心」として一番知られているのが「臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)です。これは12月1日から8日明け方まで行われますが、これはその昔、お釈迦様が菩提樹の…

続きを読む

寺社の傍には幸せがある

さっき、神社仏閣の傍で育つと幸せに感じるという記事を読みました。 世の中にはなかなか面白いことを研究する人がいるものだなと感心しきり。 *************************************************************************** https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-000005…

続きを読む

仮面ライダーアマゾン

あ、仮面ライダーの話しではありません。 仮面ライダーアマゾンにお仕置きして欲しいと思ったので(笑) ネットショップの方です(笑) 先日詐欺に遭ったので、情報をシェアしようと思いました。 先日、前から欲しかったMTG Style Athlete(定価15000円近く)がアマゾンのあるサイトで1/10ぐらいで販売されており、ギフト券もあったのでついついふらっと購入ボタンを押してし…

続きを読む

内なる宇宙

これ、文字にすると何だかサッパリのロシア語ですが何を隠そう、これは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」のオープニング曲です。歌っていたのもロシア人歌手のOrigaさん、残念なことに2015年1月に肺ガンのため44歳の若さで他界してしまいました。肺ガンと言うからにはヘビースモーカーだったのかな? 日本のアニメでロシア語って初めて聞きます。しかもロシア人が歌うというのも初めてでは…

続きを読む

我が在りし処

新宿ネタが三つも続きます(笑) 会う約束をした友人は金沢から健康関連の講習会のために上京してきました。 本人は健康に関する事業を地元でしています。 留学時の友人で、かれこれ25年ぐらい前からの友人でしょうか。前回会ったのは10年前でしたから直接会うのは10年ぶり。もっとも昨今SNSが普及していますから久し振りに会う友人でも「久し振り感」がなくなってきたことはある意味悲しくなります。 …

続きを読む

初めて献血に行った

先日新宿に行ったことは前のブログに書きましたが、友人と会うまで大変時間があり、ラーメンを食べたり仏閣を巡ったり、本屋で時間を潰しましたがまだ時間が有り余っていた始末(笑) 新宿でフラフラ歩いていると何かと出費が嵩みます。たまたま紀伊國屋書店周辺を歩いていたら「献血」の看板が目に止まりました。 正直検査でもないのに自分の体の一部を抜かれることはあまり気持ちのいいものではなく、今までは…

続きを読む

山吹の少女

昨日は所用があって新宿に行きましたが、結構時間があったため、以前から行ってみたかった場所に行きました。 場所は都営大江戸線東新宿駅A3出口を出てすぐ。 天台宗大聖院というお寺です。 そこにはひとりの女性の墓所があります。 太田道灌は室町時代後期、築城と短歌の才に長けながら謀殺された悲劇の武将として良く知られていますが、彼がまだその才能を発揮する前のこと。 ある日道灌は所用の…

続きを読む

最近の食事状況など

ここ2.3ヶ月、基本的に平日は昼食を取らなくなりました。 お金も掛からないし、時間がもったいない。そもそも栄養がありすぎると、体の悲鳴が聞こえた気がした次第(笑) いや、幻聴でしょう。 あ、私へ別段太っていませんし、極めて健康体ではありますが。 昨年と今年初めに断食をしてから考えが一変しました。 朝食はやや多め。多めのご飯と多めの味噌汁。おかずは1-3品。納豆であったり目玉焼きであっ…

続きを読む

いささか思うところ是在り

この世の中に完全無欠の先生はいません。 先生の技や精神を完全無欠に受け継げる弟子もいません。 いたとしてもそれは「全然意味がありません」。 流儀を完全コピーする、それなら今やIT機器の方が遥かに高精度、多角的だからです。 現実にはそれぞれ不完全な部分を補完し合うべき組織や流儀の弟子たちがいるだけです。 故にこの調和が見える人だけが「よく見えている」と言えます。 道と呼ばれる芸事は…

続きを読む

ただそのままに

「イヌはワンワン、ネコはニャーニャー、スズメはチュンチュン、カラスはカーカー」 よく禅の師匠が言う言葉です。 それらの動物は「自分」を意識しません。「自分」がその動物であることはもちろんのこと、自分の存在すら意識していないのかも知れません。自然本能として個体を守る以上には自分は無いのかも知れません。 人は「自分はワンワン」と言っているのに相手は「ニャーニャー」と言うのでストレスが溜…

続きを読む

戦争の耐性

今更ながら言う事ではありませんが、日本では71年も戦争がありませんでした。 そして戦地に行った戦争体験者の年齢は90歳に手が届きます。 つまり国民の8割とか9割は戦地体験がありません。「戦争とはどういうものか」という場合、いつの頃か物心ついて間もない人の戦災体験などが主なものになってきました。 そして恐るべきはこの71年間、一応戦争で死んだ人は全くいないという事です。日本は先進国です。同じ…

続きを読む

護身術について

犯罪には大別して2つあります。 1つは自分や家族、組織の維持生存のためにやむなく行う場合。 1つはそれ以上に自分の私利私欲のため、理性に反して行う場合。 どちらであっても例えば殺人などは重い罪ではありますが、正当防衛が成立した場合などは許されます。 魔が差すというのは主に後者を指すのでしょうか。 とはいえ、人間の本能に準じながらも後者の犯罪に属するものがいわゆる性犯罪です。基本的に…

続きを読む

古い胴着を着る

一昨日、11年使っていた3代目胴着が破れ、急遽2代目胴着を引っ張り出して着用しました。 実はたまたま先月、初代と2代目胴着を久し振りに押入から出して洗濯機にかけたばかり。偶然なのかどうか。初代は少し小さく、何度も補修したので使えるかどうか微妙なのですが、2代目は3つの中で一番高価な胴着だけあってまだまだ使用に耐えられます。 ここ10年ぐらいの黒い胴衣は染め方の技法が進歩したのか何度洗濯し…

続きを読む

胴着より察す

胴着は基本、約10年に1回新調しています。 色々理由があります。 補修しても綻んでくるため。 色あせがひどくなるため。 気分を一新するため。 色々です。 当流の胴着は黒のため、昔は洗うと色あせしました。 数年使ったら白灰色っぽくなってしまいました。 最近のはほとんど色あせしないので大変助かっています。 現在愛用している胴着は薄手です。センチ以下の感覚を養おうという場合は…

続きを読む

多分こんな感じではなかったか・・・(笑)

時代劇に出てきたニンジャの中で一番「これだ」と思ったのは水戸黄門の「風車の弥七」。理由は武器はほとんど匕首で、寡黙でスカした台詞をいちいち吐かず、おバカなニンジャ装束を着ないという点。しかもレギュラーキャラでありながらいつも別行動(笑) 忍術も最小限しか使いませんし、使うときもさりげなく使っています。私的にはかなりリアリティを感じます。他のは全然ダメです。 「風車の弥七」は完全フィクション…

続きを読む

本日の稽古にて

本日の稽古はなかなか違ったテイストだったのでちと書き記したく。 20-30年前の当流には軍人警察官という類の門下生が多く、それはもうパワー炸裂の体術でした。 力任せが「悪」であると認識し始められてきたのはここ15-20年ぐらいでしょうか。 ・・・という前振りで、本日は久々にパワーユーザーと稽古しました(笑) 何か懐かしくなるような感じの力業の持ち主でした。 ま、これで根性まで悪かったら…

続きを読む

心を伝える

昨今、私が所属する流派は色々テレビなどで取り上げられていて、良くも悪くも良く知られた流派になっています。私が入門したときからちょくちょく紹介はされていましたが、ここ数年は一層拍車が掛かった感ありです。 他流と比べてかなり目立つ特徴として(ま、それでよくメディアに出るわけですが)忍術を継承しているということと、外国人門下生が大変多いという事。この二点でしょうか。もう少し専門的な雑誌で…

続きを読む

夜叉が住む

日々生きていれば夜叉はなりを潜めるも、何かに執着するはずみに、 それは不気味ななりをして姿を現し、狂気のように相手を怨み荒ぶる。 その夜叉にどう応ずるかが長年の取り組みだった。 自らを無にし、悉く流し去って残さず。 夜叉に掴まれ、爪痕を立たさぬために自己を虚しゅうする。 黙して目の前の成すべき事をひとつずつ、粛々とこなしてゆく。 その行いにあっては夜叉も入り込む余地はなく…

続きを読む

アメリカの走り方

遥か遡ること四半世紀前になりますが、留学時には米国のほぼ半分の州を自動車で制覇しました(笑) 多分一般的な米国人よりもたくさんの国立公園や景勝地に行ったと思います。 ま、そんなこともあって昔取った杵柄ではありませんが今回、出張中に日帰り可能なデスバレー国立公園に行ってみようと思い立ちました。 デスバレー国立公園にて ということで、米国に観光などで行き、かつレンタカーを借りて米…

続きを読む

普通に人種差別の話し

今回のラスベガスの出張は弊社に入社してから3回目になります。 一番最初は東日本大震災直後、以後3年ごとです。 私が視察するCONEXPOというのは世界三大建機展示会で、文字通り世界中の関係業者が集い、ネジから巨大クレーンに到るまで、建設や工業に関する全てのものが展示されます。 どの企業も自社の製品を紹介したいわけですから、ブースに訪れた訪問者を捕まえては色々話しをするはずなので…

続きを読む

性善説と性悪説から見た改札口

先日ラスベガスに出張をしてきました。 建機関係の展示会への視察でしたが、会場近くだとホテルがバカ高いので、会場前にあるモノレールの駅からその路線の終着駅まで時間にして15分程度、そして終着駅から徒歩5分程度、空港ターミナルからは離れていますが空港敷地に隣接している場所のモーテルにしました。そういうところのモーテルだと、会場近くのホテルに比べると費用は1/3以下。レンタカーを借りても例年の半額近…

続きを読む

やっぱりスゴい、JAL

モスクワ便で使われている最新鋭旅客機 ボーイング787 ドリームライナー 私は決してJALの回し者ではありません(笑) が、CAさんの質の高さは他国の他社を圧倒するものがあります。(すみませんANAは使ったことがないんです) 流れるようなスムーズな動作ながら、テキパキと仕事をこなし。笑顔でいながら全く隙がない(ちょっと声をかけたくなるような美人でも・・・というのも残念ですが!) …

続きを読む

社杜に想ったこと

昨日は所用があって珍しく都内に繰り出しました。 まず最初の行き先は原宿にある東郷神社。 さすがというのか何と言うのか、神社の前を横切る地元の人たちは老若男女を問わず、必ず一礼をして通ります。 朝早いという事で人も少なかったのですが、きれいに砂紋ができている上に赤い絨毯が門から本殿まで真っ直ぐに伸びていました。多分結婚式でもあるのでしょう。 参拝後に少し境内を散策、と言っても大して…

続きを読む

三十一年目

今から31年前の今日、私は当流に入門致しました。 爾来緩急あるも唯精進して参りました。 到らぬ修行は長くもあり短くもあり。 未だ門下末席を僅かに汚す程度のように感じます。 正師逢見は将に天命に似たり。 31年間も師事ができることは天恵と思わねばなりません。 毎朝仏壇に手を合わせているのはこれが為の感謝です。 のみならず森羅万象に感謝を想うようになりました。 現在、武禅にお…

続きを読む

断食明け

3日間の断食明け。 今朝の粥座がありがたくも楽しみだったこと。 3日ほどの断食であれば身体には大きな負担もなく精神修養にも内観にも適しています。 食を断つ間、多くの事に気付かされ、我が身を誡めること再びです。 その色々な気付きと食を頂けることに深く感謝をしたいと思います。 平成二十九年如月二十日 不動庵 碧洲齋

続きを読む

定期断食について

今年から毎月3日間の断食を課しています。 去年11月頭に成田山新勝寺にて4日間の断食をしてから思い立ったことです。 成田山の断食で思ったことは、人は数日間食べなくても意外に何ともないこと。 飢えによる数々の障害の多くは脳内の妄想です。実際には3日程度食べなくても身体は何ともありません。 水はともかく食べ物は3日間ぐらい食べずとも体調に異変は起きません。 20代後半以降であれば、激しい運…

続きを読む

最近の宗教に思う

昨今、何かと宗教が取り沙汰されています。世界的に見て日本人の宗教観はかなり独特な気がします。うまく言えませんが、生活の中に溶け込んでいるだけではなく、文明科学にまで浸透、融合させています。これは他の国ではあまり見ません。日本人は自身で想像している以上に信心深いのにとりわけ「宗教」などと口にすると身構える習性があるのが時折おかしく感じます。よその国では宗教は光だったり食べ物、宝石であったり…

続きを読む

父の命日

本日2月17日は父の命日に当ります。今朝は息子と二人で仏壇の前で読経しました。 今から10年前の2007年2月17日、奇しくも私がドイツの出張から帰国したその日に急逝しました。 母の時はガン告知を受けて告知通りきっちり半年で他界しましたので、心の準備ができていましたが、父の時は帰国したばかりで時差ぼけだったのとあまりに急だったので、10年経った今でも、何か悪夢の中での出来事のように感じま…

続きを読む

「道」

「みち」の語源ってご存じでしょうか。 幾つも説があるようですが、そのひとつが「路/じ」に「御/み」が付いて「みち」になったのだとか。 なぜ「御」が付いたのかと言えば、「神」がお通りになる「路」からだとか。日本だけではありませんが、よく道端には祠があったり石像がありますね。 だから「道」は聖なる通り、という意味だったのでしょう。 何千年も前の古代大和民族は、たかが人の通るところ…

続きを読む

民度に想うこと

昨今「民度」なるものがよく出てくるので、ちょっと思うことを少し。 私は米国と豪州にトータル5年弱程度住んでいたことがあります。 どちらも移民国家としては世界的に最も有名な国家です。 米国には留学で、豪州には仕事で住んでいました。 日本は世界で最も古い、かつ現代まで継続している国家です。 多分石をかち割って道具を作っていた頃からずっとここに住んでいる人の子孫が大半でしょう。 もしく…

続きを読む

あるがままに

人ゆえに最狂だと思うことがある。それはは「思い通りにならないことを思い通りにしようとする」こと。 禅をするようになってからよく分かったことがある。人が蓄積して病になる意味での「ストレス」なるものは、本来自然界では存在しない。 動物は「その今の状況」を自我なくして完全に受け入れるから。もう少し暖かかったら、もう少し涼しかったら、もう少し食べ物があったら、もう少し水があったら、もし足を怪我してい…

続きを読む

執着から離れる

うつせみの 水面に映る ありのまま 波が立とうと 風が吹こうと 執着という言葉があります。 執という漢字の甲骨文や金文だと字源に近い意味が分かるそうですが、手枷に手を捕えて跪く人の形を象り、捕えるの意味を表わすそうです。 執着のない人はまずいません。深く修行をした禅僧ですら「修行」に執着しているとすら言えます。とはいえ、執着がよい方向に向っている場合はやはり社会には…

続きを読む

断食について

今年から毎月3日間の断食と毎年7日間の断食をしようと思い立ちました。一大決心とか言うほどではないのですが、昨年11月に成田山新勝寺で行った4日間の断食がかなり印象的だったので。 11月の断食では事前準備をかなりしました。2週間前から食べる量を半分近くに減らし、1週間前から減食。お陰様で無事に終えることができました。 今回は自宅で初めての断食。20日から本日22日まで。です。初の自宅断食な…

続きを読む

七五三

七五三、と言うと子供のお祝いを連想しますが、今朝たまたま息子の学校の連絡通知を見ていたらなかなかいいものを見つけました。 校内カウンセリングのお知らせでしたが、その中で「意思疎通は対面で7割、電話で5割、メールやLINEで3割」と言っていたところ。これは割に知られていることだとか書かれていましたが、私には初見でした。 なるほどこの割合には納得させられるものがあります。それにしても対面…

続きを読む

見え方について

週末は息子と秋葉原に買い物に行きました。 その折、息子が人間の目とデジタルカメラのスペックについて聞いてきました。 私もそれほどには良く知りませんでしたが、画素数はそれほどでもないにしても各種補正機能や視認範囲などは人の目は機械を遥かに凌ぐ性能だと言いました。後でネットで調べると光の処理についてはお話にならないほどに人の方が優れているそうです。 しかし、問題は「見えているように人が認識…

続きを読む

何よりも、安全

此度のロシア旅行では息子も同伴でしたが、息子には色々な発見があったようです。 中でも驚いたのは「セキュリティーチェック」。 空港は仕方ないとして、百貨店やホテル、ショッピングモール、果ては寺院に至るまで、あちこちに金属探知機が設置され、セキュリティースタッフが金属探知機を手にして立っていました。 年末年始のモスクワです。人が多い上に寒さから逃れようとショッピングモールやホテルに殺到しますか…

続きを読む

露国人について

今やロシアは一応自由な国(笑) 特にソ連崩壊後に生まれた世代なんて普通の欧米人です。 とはいえ・・・ソ連時代に生きたことがある人たちは忍耐強いし質素倹約が身に付いています。慎み深いというのか。 旧東側諸国のサービス業が最悪と言われていますが、これは今でもあまり変わらないと思いますが、上記のロシア時代の子供たちはさにあらず。接客態度は割に普通の欧米人です(笑) 友人は小学校高学年までがソ連時…

続きを読む

露国民の政治感覚

ロシアの旅行中、一般家庭を訪れることが多いので北方四島問題や政治の問題にまで話しが及ぶことが多々あります。 今回はちょっとロシアの政治について、一般市民の感覚を紹介したいと思います。 「ソビエト社会主義共和国連邦」という国家は1922年から1991年まで存在した、いわゆる「東側陣営」の本丸でした。今から約26年前に崩壊して、現在はロシア連邦になっています。奇しくも日本の昭和時代と…

続きを読む

透過する

生きていると毎日でないにしても、頻繁に嫌な事や嫌な人と対面せねばならない事があります。予定されているものも嫌ですが、偶然、突然それがあったりするのも本当に嫌なものです。 私は寛容な人間ではありません。ハッキリ嫌いな人もいれば、嫌なイベントもあります。嫌いな人は決して好きにはなれないだろうと思います。 自己弁護になるかも知れませんが、私が嫌いなのは私に対して明らかに攻撃的な人だけです。それ以外…

続きを読む

今年の総括

今年はまだ後2日ありますが、旅に出るので今年の総括を。 今年は武芸以外の修行をする事ができ、視野を広げることができました。 人として本質的な部分、衣食住、食べる、寝る、働くという根幹の活動で見直せた部分が多かった。 人の身体というのはこれでなかなかタフにできているのに、文明はそれを過保護にするために人体は健康から離れて行ってしまうのだと確信しました。 健全な精神は健全な肉体に宿ると言…

続きを読む