米国大統領選について

別段あまり言う事はありませんが、良くも悪くも「今までのアメリカ」から一旦離れて、大きく変化するのではないかとは思います。結局のところアメリカ市民が選んだ結果ですから。 他国にいるとなかなか分からないものですね。日本のみならず大半の国では「最悪のトランプ」よりも「最低のクリントン」になるだろうと大方の予想でしたが、思い切り外れました。 一度「今までのアメリカ」から離れてみるのもいいんじゃな…

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末席を頂くということ

よく武芸において、武門の門下であるという言い方をこのように言うことがあります。 「それがしは当流の末席を僅かに汚しているだけの身でございます」 私はなかなかこの言い回しが好きで、自己紹介でやむなく武芸をしていることを明かさねばならないときは、半分冗談でよくこの言い回しを使います。 昨今、バブル後の経済的悲劇を打ち消すかの如く、日本文化の世界的普及、世界的浸透がよくクローズアップ…

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平和であると言うこと

我々一般市民、特に先進国や中堅国では貧富の差こそあれ、少なくとも銃声や砲声、爆撃音などを聞くことはまずありません。(アメリカでは銃声は良く聞きますが) 留学中や当流の外国人たちと話していて絶句させられるのは、大変貧しい地域で、安全に暮らせない人が多くいたり、政情が不安定でクーデターや紛争がしょっちゅう起きている国に住んでいる人がいたこと。 留学中、中東の学生は自衛のためにショットガンを購…

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71回目の終戦記念日

今年は戦後71年に当ります。 71年というと、例えば明治維新で言えば明治元年から昭和14年になります。 色々な言い方がありますが、結構昔になってきているのは事実のように感じます。 終戦80周年ぐらいになったら、当時の戦争体験者は多分ほとんど他界していると思います。 71年というのはざっくり2世代に相当しますから、多分今の世代の日本人には戦争は体感として理解しにくいものになっていると思…

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参議院選挙が終わって

このところ、米国では人種差別とも取られる警察の対応に反対してあちこちで暴動が起き、大変物騒になっています。人種差別というのはなかなか厄介で、私も実際に数回、人種差別を受けて大変不快な思いをしました。最近では日本人というと下にも置かぬもてなしを受けることがほぼ大半ですが、同じアジア人でもいささか問題のある民族があちこちで放蕩を尽しているため、アジア人だと言う事で白い目で見られることも少なくありませ…

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ロシアの国歌

私は結構ロシアが好きなのですが、このロシアの国歌成立の過程がなかなか面白い。 実は曲自体はソビエト連邦時代と同じものです。ソビエト崩壊後に別のモノを作ったのですがサッパリ人気がなく・・・で、同じ曲に違う歌詞を付けたところ国民にはなかなか人気を博したそうです。あ~ちなみにそれを指示したのはプーチンさんだそうです。元KGBスパイにして柔道5段の彼は、サンクトペテルブルクの副市長を務めたこともありま…

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コインとコインの表と裏

オバマ大統領が広島訪問を果たしてから、俄にネットのニュースコメントが活発になってきた様相です。 今度ばかりは英語が話せる日本人が活発に発言していてきます。これはなかなかありがたい。 これがあるから戦争が起こるんだなと思うことがあります。 広島原爆を持ち出すと決まったように真珠湾を持ち出すアメリカ人。幸いにも驚くほど、私が想像したよりずっと少ない数でしたが、全人類を破滅させる兵器をど…

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久々の日本語教育に思ったこと

昨日は午前仕事で午後半休を取り、20年来の付き合いのある友人と会いました。 私は1999年まではフルタイムとして、以後数年はスポットで日本語教師をしていましたが、その時の同僚です。その元同僚が日本語を教えている場所に行ったのです。 日本語学習者は全員、研修生として来日したベトナム人の女の子たちです。みんな若くて可愛らしかった(笑)。 現在、日本の労働人口は全然足りていないとか、いや実は…

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最後のフロンティア

今から55年前の今日、人類は初めて宇宙に進出しました。言わずと知れた旧ソビエト連邦空軍少佐ユーリイ・ガガーリンが搭乗したボストーク1号によるものです。今まで人類は色々な恐怖と戦ってきたと思いますが、ガガーリン少佐の恐怖たるや人類史上最大ではなかったかと思います。文字通り前人未踏の境域でしたから。 ガガーリン少佐は息子にとってヒーローでもあります。 私は大気圏突入カプセルの実物大模…

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騙されてはいけない

私が取っているとあるメルマガがあるのですが、今朝はこんな見出しでした。 「日本にいながら、世界レベルのビジネス英語力を手に入れる方法とは」 ・・・こういう誤解を招く表記は止めて欲しいと思う。 英語を母国語とする国家数は58ヶ国とされています。しかしながら例えばフィリピンのように「タガロギッシュ(タガログ語とイングリッシュを掛け合わせた言葉」と言われるほど、正しく使われていないところが多…

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やはりかなり難しい

昨日は浦和にある国際交流センターに行ってきました。 新しくなってからは行ったことがありませんでしたが、昨今国際交流が叫ばれているせいか、なかなか人が多く驚きました。大変良いことです。 なぜ行ったのかと言えばここでロシア語のサークルが活動しているからです。 ロシア語に関する活動は非常に少ないのが現状です。 ということで少しでもロシア語に触れる機会を持とうという目的で行ったのでした。 …

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国の際に立つということ

私が初めて電子メールアドレスを持ったのは1997年頃だったでしょうか。実際によく使うようになってきたのは98年頃だったと思います。その頃私は豪州に赴任していたのでパソコン通信で日本と豪州、東南アジアで日本語学校の同僚らとリアルタイムの交信をしていました。日本国内で友人らとメールのやり取りをする事に比べると、IT時代の突入感というか、新時代の到来を衝撃的に感じたものでした。また、それと前後して海外…

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侍のように

最近の電子辞書は恐ろしく便利なもので、単なる辞書の域をも超えているほどの機能を持っています。先日息子に高校生ぐらいまで使えるグレードの電子辞書を買い与えましたが、よほど嬉しかったのか、いつもボディバッグに入れて持ち歩いているようです。普通の子供はニンテンドー辺りを常時携帯しているところですが、うちの子はカシオのエクスワードをいつも携帯している点がちょっと自慢です(笑)。 昨日、都内に出た帰…

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知る者は成さず 成す者は知らず

靖国神社には2万人もの朝鮮人兵士も祭られているというのに。 歴史的背景をちゃんと知っている人はこんな事はすまい。無知の成せる業だ。 というか香の国では歴史と言うより教えているのはフィショナルファンタジーだから仕方ないのか。 韓国の社会情勢が不安な状況下、こういうことで憂さ晴らしに執念をかける輩も多いのだろう。 日本にも頭の悪いナショナリストが増えてきたが韓国はその上を逝っ…

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日本と米国に想うこと

昨日、米国の友人からメッセージを頂きました。 彼女は米国人と結婚して現地で出産しました。 勝手に赤ん坊に触るわ、事前に赤ん坊が行くことを告げていたのにデカい犬は放置しておくわで少々苛立ち、日米間のこのような交流の違いについて考えさせられたそうです。 私が留学して最初にぶつかった問題を今でも思い出します。 最初は寮に住んでいました。で、隣は黒人学生でしたが毎晩馬鹿デカイ、大音量のラップ…

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YOUは何しにニッポンへ?

テレビ番組の話しではありません。 金曜日の夜から土曜日にかけて家族で西伊豆に行ってきました。伊豆半島の西側の付け根、沼津市の南方向、つまり修善寺辺りです。 西伊豆は相模湾越しに富士山が見えます。そして恐ろしく海がきれい。福山雅治さん主演「ガリレオ」の映画版「真夏の方程式」でもロケにその辺りが使われました。 また機会があったら行ってみたいところです。 修善寺には多くの海外観光客がいまし…

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2015年 自衛隊音楽祭 ”道”

昨日は雨天の中、日本武道館で行われる自衛隊音楽祭を鑑賞するために息子と都内に出かけました。 九段下に到着するとまず腹ごしらえ。少し歩き回ったのですが適当な店がなかったのでジョナサンにしました。良く探せばそれなりにいいお店はあると思います。 開演1時間半以上前でしたが並ぶために武道館に向かうと人が増えてきました。 前回鑑賞したときのようにそれなりに人は多いように思いました。日本武道館には初め…

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○○があれば戦争なんて!

今日は息子の授業参観日でした。 授業は国語、世界的な問題を選んで自分なりの解決方法などを提案、発表するというもの。 全員が発表の準備はしてきたようですが、時間の関係で発表できたのは8人程度でした。選ばれたテーマのほとんどは環境汚染、戦争、犯罪というものでした。 発表資料を貼ったり、プロジェクターを使ったりとなかなか本格的でした。 ま、小学6年生ですから仕方ないのかも知れませんが、「は…

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高橋是清

歴史を俯瞰できるのは後世の人間の特権でもありますが、逆に言えばああすべきだった、こうだったなどと言っても後の祭り、歴史上で起こった事は全て未来に生かされるべきだというのが私の持論です。 例えば昨今、世を賑わせている中国などは全国統一できた王朝だけでも20近くあります。大抵、前の王朝の皇帝は暗愚で家臣のいいなり、その上辺境民族からの侵略があったりして民衆や家臣が一斉蜂起して簒奪するという…

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本を読もう

私はスタートレックファンですが、その中で何よりも理論を重んじるヴァルカン人が殊に重視しているヴァルカン哲学の基礎に Infinite Diversity in Infinite Combinations(無限の組み合わせにおける無限の多様性)という言葉があります。略してIDICと言われます。宇宙における非常な多様性を賛美する精神を表しているそうです。 ICIDを現わしているシンボルマーク・…

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白亜の岩窟寺院

我が家は万年金欠気味で、災害時の寄付すら雀の涙ですが、その代わり毎朝仏壇に向かって読経は欠かしません。毎朝祈りを込めて世界平和や家族の安全などなど、可能な限り熱心に祈っています。 古今東西、祈る場所という神聖な場所はやはりそれなりに特殊なところであることが多いものです。特に古ければ古いほど。 人々が祈るようなところは一種独特の雰囲気があります。それは人によって徐々に形成されてきたものなの…

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水を慈しむ

ロシアではモスクワとその近郊では概ね水道水をとりあえず直接飲むことができます。 郊外の方ではなかなかおいしいところもあります。比較的裕福な家庭にはビルトイン浄水器を備えたところもあるようです。 場所柄、水は清浄であることは容易に想像できます。 ロシア人は自然を大切にしていることが多いようです。 一般家庭のガーデニングや公園の在り方を観ていると強くそのように感じます。 そもそも人口に…

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地平線を目指した

ロシアの南、硝煙いまだ煙るウクライナはドネツク州国境からわずか北に130キロのところに行って参りました。 ウクライナとロシアは敵味方と・・・世は騒がれてますが・・・道で行き交う車の中にはウクライナナンバーもかなり多かった。本当に敵味方として袂を分かったのであればこういう事は無いでしょうに。多くは戦災を逃れてロシアに逃げ込んできている人々ですが、その数や50万人以上とも言われています。1国の…

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国を安置せよ(笑)

昨日はちょっと難民受入のことでカナダ人の同門とFB上で数回の激論を交わしました。 ま、元々あちらはどちらかというとポピュリストというのか左派的な思想の持ち主です。 昨今、右も左も正しく意味を知ってない人が多いので、wikipediaを引用すると、 「左翼または左派は、政治においては通常、「より平等な社会を目指すための社会変革を支持する層」を指すとされる。「左翼」は急進的、革新的、また、革命…

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平和と安全

これは長年私が外国人と交流を持ったり、トータル5年弱ですが20代の頃に海外に住んだことがある経験で感じたことなのですが、多分日本は平和と安全がかなりイコールに近いように感じている人が多い。 アメリカでも宣伝などで言葉のアヤで「安全」を「平和」と言うことはありますが、やはり基本違うものです。 良くも悪くも日本は恐ろしいほどに安泰な社会であると、時折恐ろしさも感じます。 これは海外の同門も良く…

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70年目の終戦記念日

久し振りに8月15日の靖国神社に行きました。 今時はごく普通の人々の参拝が多く、保守系の宣伝も普通の市民たちが多かったのが驚きでした。 とても礼儀正しい若い女性も多くいました。 とはいえこの人の多さ、不安な世相を反映しているのか、節目故に戦争で亡くなった人たちを偲ぶ機会だったのか。 靖国の英霊たちはすでに一度つとめを果たしました。 天国というのか極楽というのか、あの世から、娑婆の世…

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日本語辞書の想い出

先日息子がオーストラリアにホームステイに2週間ほど行きました。 いろいろ大変なことがあったようですが大変素晴らしい経験をしたようです。 帰国した息子の顔には自信が滲み出ていました。 ホストファミリーの長女は丁度30歳、私が初めて彼女と会ったのは10歳でした。 やれやれ、時間の流れというのは無常観が漂いますな。 なかなか意思疎通が難しかったようですが、彼女は昔私がプレゼントした日本語辞書…

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豪州からの帰国

昨日、息子がホームステイしていたオーストラリアから帰国してきました。 離日期間は16日間。豪州滞在期間はほぼ14日間。家族から離れて単独で生活した期間としては最長です。 海外に行った回数としては4回目、11歳にしてはまずまず多いと思います。 出口から姿を見せたとき、先ずはほっとした安心感がありましたが、付き添いの地上スタッフさんとは仲良くなったらしく、「将来宇宙飛行士を目指しているんだ…

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旅立ちの前

明日の今頃は既に息子は機上の人になっています。 人生初の独り旅が海外になるとはあまり思っていませんでしたが、今の私を取り巻く環境からすれば十分あり得たのかも知れません。 今回は1万キロ弱の旅程ですが実は私も息子もそう遠いとは思っていません。 地球から月までは36万キロあります。 火星までは最接近したときですら2億キロ以上。 ・・・だから1万キロ弱という距離は「とても近い」と考えています…

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独り旅に出る

息子が人生初の独り旅に出るまで1週間になりました。 私が独り旅をしたのは高校生の時、秩父へ山籠もりに行ったときでした。 初めての海外独り旅は留学時、20歳になるとき。 さすがにこのときばかりは口から心臓が出そうでした。 息子は今まで3回の渡航経験があります。しかしまさか独り旅がいきなり海外とはちょっと想像していませんでした。普通は田舎のおばあちゃん家とかですよね。「行ってらっしゃい」…

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