見え方について

週末は息子と秋葉原に買い物に行きました。 その折、息子が人間の目とデジタルカメラのスペックについて聞いてきました。 私もそれほどには良く知りませんでしたが、画素数はそれほどでもないにしても各種補正機能や視認範囲などは人の目は機械を遥かに凌ぐ性能だと言いました。後でネットで調べると光の処理についてはお話にならないほどに人の方が優れているそうです。 しかし、問題は「見えているように人が認識…

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露国民の政治感覚

ロシアの旅行中、一般家庭を訪れることが多いので北方四島問題や政治の問題にまで話しが及ぶことが多々あります。 今回はちょっとロシアの政治について、一般市民の感覚を紹介したいと思います。 「ソビエト社会主義共和国連邦」という国家は1922年から1991年まで存在した、いわゆる「東側陣営」の本丸でした。今から約26年前に崩壊して、現在はロシア連邦になっています。奇しくも日本の昭和時代と…

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偏ると言うこと

私の禅の修行がどうにも気にくわないという手合いがいて困っています(笑) 修行が進んでいるから反発が強くなるのか、私の方法が悪いのか。 それとも禅仏教がきらいなのかな?仏教とか基督教とか、宗教全てが嫌いなのかも知れない。 挙げ句に掛塔者が「社会生活不適合者の集団」とか「遁世希望者」とか言っているのだから参る。 禅は外界に無関心になって自己の殻に閉じこもるための邪教だなんて言っていたし。 …

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正義とその方法

昨日は息子の中学校の懇談会と英会話教室の三者面談とあり、なかなか忙しい一日でした。 英会話教室の面談は授業が終わる21時から。成績に関しては教室内では一番よいらしいので、その後の進路について話したのですが、その帰路のこと。 自宅と中学校からほど近いコンビニに立ち寄ったとき、いつになく駐車場にゴミが散乱していたので驚きました。で、もっと驚いたのは駐車場に転がっていた中学校指定のスポーツバッ…

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スローライフは難しい

今度の日曜日、11日に50ccスクーターを受領します。 留学から帰国してから20年近く、軽自動車を所有していましたが、思うところあって2013年末に自動車を手放し、しばらく所有しないつもりでいました。ちょうど3年になります。 世はミニマリズムという単語が流行っていますが、まさにそれです。禅をやるうちにものに溢れている生活がいかにくたびれることか、ふと感じた次第です。持ち物をなるべく減らす。こ…

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体に聞く

今回断食をして感じたことがあります。 それは食べる欲求には2種類あると言うこと。 ひとつは「体が欲しているから」。 もうひとつは「食べたいから」。 恐らく20代ぐらいまで、もしくは人によっては30代半ばぐらいまでは上記二つはほぼイコールの関係だったかも知れませんが、30代も半ばを過ぎればこれはイコールではなくなります。言うまでもなく「体が欲している」総量は「食べたいから」よりも少なくなる…

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末席を頂くということ

よく武芸において、武門の門下であるという言い方をこのように言うことがあります。 「それがしは当流の末席を僅かに汚しているだけの身でございます」 私はなかなかこの言い回しが好きで、自己紹介でやむなく武芸をしていることを明かさねばならないときは、半分冗談でよくこの言い回しを使います。 昨今、バブル後の経済的悲劇を打ち消すかの如く、日本文化の世界的普及、世界的浸透がよくクローズアップ…

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封筒が届いた

あまり俺を怒らせるなよ・・・ 昨日家に帰ると、1通の封筒が届いた。 宛先は9年も前に死んだ私の父。 で、送り主は「各宗連合仏教会 円満院 代表 小松賢壽」だれ? うちは日蓮様がご存命の折、鎌倉で暴徒に遭われたところをお救いしてから700年以上日蓮宗で、両親は近所の墓が良いと言うことで真言宗豊山派、そして私は臨済宗建長寺派(笑)となっておる。「各宗連合仏教会 円満院」などカスリ…

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平和であると言うこと

我々一般市民、特に先進国や中堅国では貧富の差こそあれ、少なくとも銃声や砲声、爆撃音などを聞くことはまずありません。(アメリカでは銃声は良く聞きますが) 留学中や当流の外国人たちと話していて絶句させられるのは、大変貧しい地域で、安全に暮らせない人が多くいたり、政情が不安定でクーデターや紛争がしょっちゅう起きている国に住んでいる人がいたこと。 留学中、中東の学生は自衛のためにショットガンを購…

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我想う故に我在り

昨日は息子と「自我」についてちょっと話しました。 息子の知人でちょっと困った人がいます。 自分の所有物、自分の領域、自分の領分に対して異常なくらい固執する人がいます。 ある程度、自分の領分に対しては関心は持つべきですが、私が知る限りはちょっと異常に感じます。 息子はどうしてそういう心が芽生えるのか、関心を持っていました。 自分を防御するために過剰に攻撃的になる。自意識過剰気味の人に…

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参議院選挙が終わって

このところ、米国では人種差別とも取られる警察の対応に反対してあちこちで暴動が起き、大変物騒になっています。人種差別というのはなかなか厄介で、私も実際に数回、人種差別を受けて大変不快な思いをしました。最近では日本人というと下にも置かぬもてなしを受けることがほぼ大半ですが、同じアジア人でもいささか問題のある民族があちこちで放蕩を尽しているため、アジア人だと言う事で白い目で見られることも少なくありませ…

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平日の上野にて

昨日は久し振りに平日の夕刻から都内に出掛けました。 かなり久し振りに高校時代の仲間と会うためです。 往路は上りなので結構空いていました。上野駅はさすがに人が多かった。時間があったのでスタバでアイスコーヒーでも飲もうかと立ち寄ったのですが、店内はとんでもなく寒かった。スーツを着ている人に合わせているのか何なのか。エネルギーの無駄のように思いました。 あまりに寒かったので早めに出て、少…

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コインとコインの表と裏

オバマ大統領が広島訪問を果たしてから、俄にネットのニュースコメントが活発になってきた様相です。 今度ばかりは英語が話せる日本人が活発に発言していてきます。これはなかなかありがたい。 これがあるから戦争が起こるんだなと思うことがあります。 広島原爆を持ち出すと決まったように真珠湾を持ち出すアメリカ人。幸いにも驚くほど、私が想像したよりずっと少ない数でしたが、全人類を破滅させる兵器をど…

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久々の日本語教育に思ったこと

昨日は午前仕事で午後半休を取り、20年来の付き合いのある友人と会いました。 私は1999年まではフルタイムとして、以後数年はスポットで日本語教師をしていましたが、その時の同僚です。その元同僚が日本語を教えている場所に行ったのです。 日本語学習者は全員、研修生として来日したベトナム人の女の子たちです。みんな若くて可愛らしかった(笑)。 現在、日本の労働人口は全然足りていないとか、いや実は…

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子供の敬意

子供には子供ながらに尊敬する対象があります。 子供のうちは生きている人が対象になっている場合が多いのですが、有名なアスリートだったりアーティストだったりすることが多いと思います。 で、生きていない人で最も子供にとって尊敬の対象になりやすいのが「ご先祖様」。 普通はお父さんやお母さんが敬意を見せてたり、話しをするからでしょうか。 我が家では「あさが来た」ではないですが、商才豊かで大成功…

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主人公

この週末、息子が観ていた幾つかのテレビ番組を見て今更ながらはっとしたものが3本ほどありました。 サザエさん ドラえもん ちびまる子ちゃん 言うまでもありませんが長寿番組、つまり昭和から続いている番組です。改めてじっくり見ると、時代設定がまだ昭和のままということを再発見し、新鮮な驚きを覚えました。 彼らが観ているテレビはブラウン管です。電話はダイヤル式です。インターネットはありま…

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建国2676年に想う

ここ10数年ほど、2月11日になるといつも腹立たしく感じることがあります。 それはこの日の名称である「建国記念の日」です。 変だと思いませんか?「建国記念日」ではなく「建国記念の日」なのです。 「の」が付く方が正式です。 そこに到る沿革がWIKIPEDIAに記載されているので転記します。 ***********************************************…

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暴力について

昨今、力ある者が力ない者に容赦ない暴力を振るって傷害を起こしたり殺害に到るニュースをよく見ます。 大人が子供を、若者が老人を、男が女を(ま、女が強いこともありますが)、複数が一人を、ざっとこんな感じで。全く愚かすぎて話になりません。 ストレスの耐性がなくなり、そのはけ口に自分より弱い人間を対象にした暴力行使をする。食べ物や生活環境のせいでしょうか。そんな気がします。 多分昔は良くあった…

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彩雲

24日から25日は家族と共に越後湯沢のスキー場に行ってきました。 場所とホテルを鑑みていささか高かったのですが、さすがにスキーでは有名どころ、雪質も設備も大変素晴らしかった。昔、高校のスキー教室で越後湯沢に行きましたが、それ以来でした。 息子は2年振り2回目のスキーでしたが、最初に数回転んだだけで恐るべき学習能力の高さ。以後ほとんどコケることもなく。24日の終わり頃は結構な速度を出している私…

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誰が石を投げるのか

ヨハネによる福音書 律法学者たちやパリサイ人たちが、姦淫をしている時につかまえられた女をひっぱってきて、中に立たせた上、イエスに言った、「先生、この女は姦淫の場でつかまえられました。 モーセは律法の中で、こういう女を石で打ち殺せと命じましたが、あなたはどう思いますか」。彼らがそう言ったのは、イエスをためして、訴える口実を得るためであった。しかし、イエスは身をかがめて、指で地面に何か書いておられ…

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国の際に立つということ

私が初めて電子メールアドレスを持ったのは1997年頃だったでしょうか。実際によく使うようになってきたのは98年頃だったと思います。その頃私は豪州に赴任していたのでパソコン通信で日本と豪州、東南アジアで日本語学校の同僚らとリアルタイムの交信をしていました。日本国内で友人らとメールのやり取りをする事に比べると、IT時代の突入感というか、新時代の到来を衝撃的に感じたものでした。また、それと前後して海外…

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知る者は成さず 成す者は知らず

靖国神社には2万人もの朝鮮人兵士も祭られているというのに。 歴史的背景をちゃんと知っている人はこんな事はすまい。無知の成せる業だ。 というか香の国では歴史と言うより教えているのはフィショナルファンタジーだから仕方ないのか。 韓国の社会情勢が不安な状況下、こういうことで憂さ晴らしに執念をかける輩も多いのだろう。 日本にも頭の悪いナショナリストが増えてきたが韓国はその上を逝っ…

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持てるほど 溢れ広がる 不満かな

不平不満は私を含めて誰にでもありますが、やはり理不尽だと思う不平不満は大抵、より多く持っている人からの方が多い気がします。普通考えれば、最小限のものしか持たない人はより本質的な障害にのみ目がいきますから当たり前の話しですが。 幸い私は今まで行った国のほぼ全部が先進国ないし中堅国で、生活レベルにさして問題のない国ばかりでした。しかしそれでも日本と比べると日本の物質的な豊かさたるや、圧倒的であ…

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日本と米国に想うこと

昨日、米国の友人からメッセージを頂きました。 彼女は米国人と結婚して現地で出産しました。 勝手に赤ん坊に触るわ、事前に赤ん坊が行くことを告げていたのにデカい犬は放置しておくわで少々苛立ち、日米間のこのような交流の違いについて考えさせられたそうです。 私が留学して最初にぶつかった問題を今でも思い出します。 最初は寮に住んでいました。で、隣は黒人学生でしたが毎晩馬鹿デカイ、大音量のラップ…

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子供の教育について愚痴

子供は富士山のように雄大に育てたいものです・・・ 少し愚痴です。 私は学歴というものは「自分で取るべきもの」であって、「親が取らせるもの」ではなく「親が取らせるよう仕向けるもの」でもなく。あった方がいいと思いますが、よいかどうかは自分で気付くべきもの。幼稚園からエリートコースというのはゾッとします。私立小学校、私立中学校などに入学するのは本人の希望があった場合、親の予算に合わせてだと…

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瑞穂の国の民であること

今朝、息子がふと私に尋ねてきました。 「日本は『帝国』?」 「ああ、そうだよ。」 「じゃあ日本は『日本帝国』って言うの?」 「政体的にはね。実際の正式名称は『日本国』だけど」 「なんで?」 「戦争に負けてから『帝国』っていうのは悪者っぽいイメージがあるからじゃないかな。外国では『emperor』は悪い奴が多い。」 「日本は違うんだ?」 「悪い天皇もいたかもしれないけど、天皇がなく…

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○○があれば戦争なんて!

今日は息子の授業参観日でした。 授業は国語、世界的な問題を選んで自分なりの解決方法などを提案、発表するというもの。 全員が発表の準備はしてきたようですが、時間の関係で発表できたのは8人程度でした。選ばれたテーマのほとんどは環境汚染、戦争、犯罪というものでした。 発表資料を貼ったり、プロジェクターを使ったりとなかなか本格的でした。 ま、小学6年生ですから仕方ないのかも知れませんが、「は…

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本を読もう

私はスタートレックファンですが、その中で何よりも理論を重んじるヴァルカン人が殊に重視しているヴァルカン哲学の基礎に Infinite Diversity in Infinite Combinations(無限の組み合わせにおける無限の多様性)という言葉があります。略してIDICと言われます。宇宙における非常な多様性を賛美する精神を表しているそうです。 ICIDを現わしているシンボルマーク・…

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我以外皆我師

吉川英治が小説「宮本武蔵」の中で言っていた言葉です。 誤解の無いように言っておきますが、自分以外の優れた人を師と仰げ、ではありません。 人としていささか問題がある、そういう人たちをも師と仰げという意味です。 優れた人は確率的にごくごく僅かです。 だからふつうにたくさんいる、一見平凡な人をも目を皿のようにして、長所を見出し学ぶ、多分この行為そのものも尊い行為なのだと思います。 そもそも広…

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蝉の鳴声も減った今日この頃

私は滅多に怒らない方なのですが、やはり人なので怒ることはなきにしもあらず。 能力的なことや些末なことでは怒りませんし、うまく行かないときもそういうものだと割り切れるようになってからは本当に怒りの感情が減り、30代前半に比べたらかなり精神的にはゆとりが出てきたように思います。 私自身は長年やってきた武道で鍛錬してきた精神で乗り越えられると意地を張っていたときよりも、仏のお導きというか禅の賜とい…

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