いじめ問題の闇2

先日の続きですが実際問題、いじめというのは減っているのでしょうか? こればかりは公的に調べているのと実数はかなり乖離していると思います。 多分、推移としては減っているように思いますが、もしかしたら1件1件は逆に深刻になっているのかも知れません。 昨今はインターネットという便利なものがありますから、執拗さなどはそれ以前の比ではないと思います。 私自身経験があるので分かりますが、クラスメ…

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いじめ問題の闇

ごくごく最近の話ですが、大学で教育学部を専攻して、公立教育機関に10年以上勤務している人といじめ問題について話す機会がありました。私自身、小学校高学年から中学校の間にいじめに遭ったので色々話しを伺いたかったのですが・・・。 曰く「いじめはいじめられる側がより悪い。」のだそうです。理由は「いじめる側から見て、相手がイジメを誘引するような言動をして、かつそれをしたことに気付かない自身の浅はかさ…

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東日本大震災8周年に寄せて

震災前に仙台の辺りには3回ほど行ったことがあります。松島が大変美しかった記憶があります。元々国内旅行はほとんど行かないので、以後、東北には行きませんが、ある意味東北地方は多くの関東地方在住の人々にとって日本の原風景のような場所のように思います。弊社の社内にも東北出身の人は多い。 地震があったときのことは良く覚えています。事務所兼工場社屋が恐ろしいほどに波打っていました。ま、工場は大きさ…

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利便性への恐れ

私はいつも、一つ便利なシステムや道具を使う度にある程度恐れを抱きます。少し考えが古いのかどうか。武芸者としての恐れです。 例えば車。簡単なところでは駐車時にヘッドライトの消し忘れがあったとします。キーを抜くと自動的に消えます。便利ですが、それは逆に「ライトを消す」という簡単な注意と行動を忘れさせてしまいます。 ハイテクでは昨今多くの車に搭載されるようになってきた衝突回避システム、あるいは自動…

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師について

古来中国には「三鏡」という言葉があります。 ちょっとネットで調べたのですが出てきません。私の所蔵している中国古典の中に出てきていた言葉だったと記憶しています。今度探してみます。 うろ覚えですみませんが、その三つの鏡を以て我が身を正せというものです。「貞観政要」にも別の意味で「三鏡」という言葉が出てきます。 金の鏡は両親、銀の鏡は師匠、銅の鏡は友人です。 最近よくこれについて考えることがあ…

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自意識について

太古の昔、原始時代では「自分で自分を見る」ことができたのは波が立たない水面だけでした。それから何万年か後、多分自意識が強かった人でしょうか、石を磨いて自ら映す事を思い立った人がいたようです。 考古学的に一番古いとされている鏡はトルコにあるチャタル・ヒュユク遺跡で新石器時代後期に当るそうです。ここで黒曜石の鏡が発掘されました。ざっくり言えば今から1万年ほど昔のことです。 その後人類…

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それは神授のものか

以前書いたものを加筆修正したものです。最近のホットな時事に対する、ネット民のコメントについて。 狂信者とは信じている対象の正邪を問われるものではなく、信じ方と実践の仕方に問題がある故に狂信者と呼ばれると私は心得ています。 自分の正義が正しいと確信したときほど人は残忍冷酷になる傾向があります。我に正義ありと確信したとき、人は何でもしてしまう傾向があります。実際に人を殺傷することは希でも…

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成人するという事

2022年春から今まで20歳だったのが18歳から成人として認められるようになりました。 労働人口が減ったとか、子供の数が減ったとか、色々思惑があると思いますが。 20歳が成人として定められたのは1876年の太政官布告からだそうです。 で、いつも不思議に思うことがあります。 江戸時代までは武家では15歳が成人でした。それ以外の身分でも色々調べてみるとやはりある程度一人前に仕事ができるように…

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観察すること

昔は全ての芸事、技能職は「先輩から技を盗め」という覚え方でした。 手取り足取り教えてくれるような先輩はいませんでした。 先輩たちは高等技術は滅多に新入りには見せなかったですし、新入りは千載一遇のチャンスは石にかじりついてもものにしていた、そういう鎬を削るようなやり取りだったと想像します。 一歩譲って親切な先輩でも喜んで見せてもやはり手取り足取り教えるようなことはなかっただろうと想像します。…

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ミリオンセラーの意味するところ

私は幼少の頃から中学生までプラモデルが大好きなどちらかというとインドアの少年でした。高校からは武門に身を投じたので小遣いが回らずやめました(笑) 小学校5.6年生ぐらいの時だったか、所謂「ガンダム」が大ブームになり、誰彼も俗に言う「ガンプラ」を買い求めるために狂奔していました。私は伝統的に普通のスケールモデルが好きだったので正直ガンプラには全く興味もなく。今で言えばJリーグを目指すようなスポーツ…

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我思う、ゆえに我あり

これは説明するまでもありませんが、これは近代哲学の基礎を築いたフランスの哲学者、ルネ・デカルトが発した命題です。 Wikiの簡潔な解説ですが、ざっくり言うとこうなります。 「一切を疑うべしという方法的懐疑により、自分を含めた世界の全てが虚偽だとしても、まさにそのように疑っている意識作用が確実であるならば、そのように意識している我だけはその存在を疑い得ない。「自分は本当は存在しないのではないか…

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大樹

妻の父方の祖父は去年、100歳で他界しました。 親族で100歳というのは初めてでしたが、やはり改めて凄いと思ったものです。 その配偶者、妻の祖母は98歳になります。おじいさんが亡くなってからは老人介護施設に入所していますが、それまでは二人で生活していたというのですから驚かされます。 大変元気な方で私も結婚するときに挨拶に行きました。 妻の実家に行った翌日、みんなでおばあさんのお見舞い…

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中国国民教育のリアル

弊社の中国工場には何人かの日本人社員と、同じく何人か日本語が堪能な中国人社員が勤務しています。その中でナンバーツーの女性は12.3年前の中国工場設立当初からずっと勤務しているのですが、何度か実際に会ったり、日常業務で電話やメールでやり取りするうちになかなか優れた人物だと感心しています。 私が入社した10年ぐらい前に丁度結婚をして子供が二人います。自分が見ても同僚に訊いても日本人と全く同じ礼節の…

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知らない事は怖い

もう四半世紀以上も前の話ですが、留学時代に「レッドオクトーバーを追え!」という映画を観賞しました。ショーン・コネリー主演です。ソ連の最新鋭極秘弾道ミサイル潜水艦が、艦長以下主要士官ごと米国に亡命するという話です。原作が書かれたときはソビエト連邦は健在でしたが、映画化したときには既にソビエト連邦はなく、新生したロシア連邦が経済的に苦しみもだえていた頃です。冷戦は終わったものの、まだその余韻冷めやら…

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互いに知る

留学時代の話です。 渡米した翌年だったか、トム・クランシー原作「レッドオクトーバーを追え」の映画を観賞しました。 原作は1984年ですが、映画は1990年公開。ちなみにソビエト連邦崩壊が1991年です。映画が公開されたときはゴルビーが大統領で冷戦はほぼ終結した後になります。ソビエト連邦崩壊はアメリカで知りました。この事件はとても印象的でした。 ゴルバチョフさんは母国では評価が大きく二分…

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ひよっこと出稼ぎ

私は有村架純さんの大ファンです。ということで、「ひよっこ」は欠かさず観ています(笑) 有村さんだけでなく、レギュラーメンバーみんな、若さも相俟って本当にまぶしいぐらい。・・・そんなことを書くと余計、自分が年取ったように感じます。悲しいです(笑) みね子さんたち世代は大体私の両親ぐらい。私の両親はどちらも戦前生まれですが、妻の両親はちょうどみね子の世代。みね子さんは昭和39年で18歳ですから生まれ…

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仮面ライダーアマゾン

あ、仮面ライダーの話しではありません。 仮面ライダーアマゾンにお仕置きして欲しいと思ったので(笑) ネットショップの方です(笑) 先日詐欺に遭ったので、情報をシェアしようと思いました。 先日、前から欲しかったMTG Style Athlete(定価15000円近く)がアマゾンのあるサイトで1/10ぐらいで販売されており、ギフト券もあったのでついついふらっと購入ボタンを押してし…

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初めて献血に行った

先日新宿に行ったことは前のブログに書きましたが、友人と会うまで大変時間があり、ラーメンを食べたり仏閣を巡ったり、本屋で時間を潰しましたがまだ時間が有り余っていた始末(笑) 新宿でフラフラ歩いていると何かと出費が嵩みます。たまたま紀伊國屋書店周辺を歩いていたら「献血」の看板が目に止まりました。 正直検査でもないのに自分の体の一部を抜かれることはあまり気持ちのいいものではなく、今までは…

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ただそのままに

「イヌはワンワン、ネコはニャーニャー、スズメはチュンチュン、カラスはカーカー」 よく禅の師匠が言う言葉です。 それらの動物は「自分」を意識しません。「自分」がその動物であることはもちろんのこと、自分の存在すら意識していないのかも知れません。自然本能として個体を守る以上には自分は無いのかも知れません。 人は「自分はワンワン」と言っているのに相手は「ニャーニャー」と言うのでストレスが溜…

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護身術について

犯罪には大別して2つあります。 1つは自分や家族、組織の維持生存のためにやむなく行う場合。 1つはそれ以上に自分の私利私欲のため、理性に反して行う場合。 どちらであっても例えば殺人などは重い罪ではありますが、正当防衛が成立した場合などは許されます。 魔が差すというのは主に後者を指すのでしょうか。 とはいえ、人間の本能に準じながらも後者の犯罪に属するものがいわゆる性犯罪です。基本的に…

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普通に人種差別の話し

今回のラスベガスの出張は弊社に入社してから3回目になります。 一番最初は東日本大震災直後、以後3年ごとです。 私が視察するCONEXPOというのは世界三大建機展示会で、文字通り世界中の関係業者が集い、ネジから巨大クレーンに到るまで、建設や工業に関する全てのものが展示されます。 どの企業も自社の製品を紹介したいわけですから、ブースに訪れた訪問者を捕まえては色々話しをするはずなので…

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性善説と性悪説から見た改札口

先日ラスベガスに出張をしてきました。 建機関係の展示会への視察でしたが、会場近くだとホテルがバカ高いので、会場前にあるモノレールの駅からその路線の終着駅まで時間にして15分程度、そして終着駅から徒歩5分程度、空港ターミナルからは離れていますが空港敷地に隣接している場所のモーテルにしました。そういうところのモーテルだと、会場近くのホテルに比べると費用は1/3以下。レンタカーを借りても例年の半額近…

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社杜に想ったこと

昨日は所用があって珍しく都内に繰り出しました。 まず最初の行き先は原宿にある東郷神社。 さすがというのか何と言うのか、神社の前を横切る地元の人たちは老若男女を問わず、必ず一礼をして通ります。 朝早いという事で人も少なかったのですが、きれいに砂紋ができている上に赤い絨毯が門から本殿まで真っ直ぐに伸びていました。多分結婚式でもあるのでしょう。 参拝後に少し境内を散策、と言っても大して…

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定期断食について

今年から毎月3日間の断食を課しています。 去年11月頭に成田山新勝寺にて4日間の断食をしてから思い立ったことです。 成田山の断食で思ったことは、人は数日間食べなくても意外に何ともないこと。 飢えによる数々の障害の多くは脳内の妄想です。実際には3日程度食べなくても身体は何ともありません。 水はともかく食べ物は3日間ぐらい食べずとも体調に異変は起きません。 20代後半以降であれば、激しい運…

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最近の宗教に思う

昨今、何かと宗教が取り沙汰されています。世界的に見て日本人の宗教観はかなり独特な気がします。うまく言えませんが、生活の中に溶け込んでいるだけではなく、文明科学にまで浸透、融合させています。これは他の国ではあまり見ません。日本人は自身で想像している以上に信心深いのにとりわけ「宗教」などと口にすると身構える習性があるのが時折おかしく感じます。よその国では宗教は光だったり食べ物、宝石であったり…

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民度に想うこと

昨今「民度」なるものがよく出てくるので、ちょっと思うことを少し。 私は米国と豪州にトータル5年弱程度住んでいたことがあります。 どちらも移民国家としては世界的に最も有名な国家です。 米国には留学で、豪州には仕事で住んでいました。 日本は世界で最も古い、かつ現代まで継続している国家です。 多分石をかち割って道具を作っていた頃からずっとここに住んでいる人の子孫が大半でしょう。 もしく…

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あるがままに

人ゆえに最狂だと思うことがある。それはは「思い通りにならないことを思い通りにしようとする」こと。 禅をするようになってからよく分かったことがある。人が蓄積して病になる意味での「ストレス」なるものは、本来自然界では存在しない。 動物は「その今の状況」を自我なくして完全に受け入れるから。もう少し暖かかったら、もう少し涼しかったら、もう少し食べ物があったら、もう少し水があったら、もし足を怪我してい…

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執着から離れる

うつせみの 水面に映る ありのまま 波が立とうと 風が吹こうと 執着という言葉があります。 執という漢字の甲骨文や金文だと字源に近い意味が分かるそうですが、手枷に手を捕えて跪く人の形を象り、捕えるの意味を表わすそうです。 執着のない人はまずいません。深く修行をした禅僧ですら「修行」に執着しているとすら言えます。とはいえ、執着がよい方向に向っている場合はやはり社会には…

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断食について

今年から毎月3日間の断食と毎年7日間の断食をしようと思い立ちました。一大決心とか言うほどではないのですが、昨年11月に成田山新勝寺で行った4日間の断食がかなり印象的だったので。 11月の断食では事前準備をかなりしました。2週間前から食べる量を半分近くに減らし、1週間前から減食。お陰様で無事に終えることができました。 今回は自宅で初めての断食。20日から本日22日まで。です。初の自宅断食な…

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七五三

七五三、と言うと子供のお祝いを連想しますが、今朝たまたま息子の学校の連絡通知を見ていたらなかなかいいものを見つけました。 校内カウンセリングのお知らせでしたが、その中で「意思疎通は対面で7割、電話で5割、メールやLINEで3割」と言っていたところ。これは割に知られていることだとか書かれていましたが、私には初見でした。 なるほどこの割合には納得させられるものがあります。それにしても対面…

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