不動庵 碧眼録 閉鎖

長らく利用していたこのビッグローブのブログ、不動庵 碧眼録を閉鎖する次第となりました。 正確には引っ越しになります。 引っ越し先ははてなブログ、URLは以下の通りです。 https://bunbu-fudoan.hatenablog.com/ 名前は今まで通り不動庵 碧眼録のままです。 記事を書き始めるのは来月に入ってからになると思いますが、引き続きご覧頂ければと存じます。 …

続きを読む

小林一茶を訪ねて

今日は柏での稽古の帰路、いつも素通りしていた流山市の江戸川沿いにある一茶双樹記念館に立ち寄りました。 江戸時代の1800年頃、この辺りには秋元三左衛門という醸造家がいました。この方はなんと、我々が料理でよく使っている調味料「みりん」を発明した方!なんです。もう少し北に上がると野田のキッコーマンがありますが、この辺りは色々な醸造が盛んだったようです。で、この秋元三左衛門さん、俳句にも大変熱心でそ…

続きを読む

質量保存の法則に想うこと

質量保存の法則という化学の法則があります。それは「化学反応の前後で、それに関与する元素の種類と各々の物質量は変わらない」という法則です。何かが燃えて灰になっても、それは別の物質に変換したり結合したりしただけで、その質量そのものが煙のように消えてなくなるわけではありません。もう少し詳しく言うと、この宇宙の中で例えば銀河系の数百個程度がなくなったとしても宇宙全体の質量の総量は変わらず、単純に別の物質…

続きを読む

ブログ遍歴

初めてブログなるものを書いたのは記録によると2004年6月27日、私が加入しているプロバイダーが運営しているビッグローブのブログ「ウェブリブログ」でした。Wikiによると2004年頃からブログを開く人の数が顕著に増えたとのこと。ただ私の場合は1999年頃から先行してすでにHPを持っていました。当時HPを持っていた人は珍しかったですね。作るのも大変な手間暇が掛かりましたが。それに比べるとブログは敷…

続きを読む

いじめについて

今年の2月13日、北海道旭川市の中学2年生の少女が先月遺体となって発見されました。2月中旬に軽装で家を出て、公園で凍死して雪に埋まったままになっていました。原因はいじめによるものだそうです。 こちらが記事になります。 「娘の遺体は凍っていた」14歳少女がマイナス17℃の旭川で凍死 背景に上級生の凄惨イジメ《母親が涙の告白》 https://bunshun.jp/articles/-/…

続きを読む

何割?

昨日も「青天を衝け」を観ました。やはり幕末ものは面白いですね。 私は幕末維新が好きなのですが、調べたことが無い案件があります。 それは幕末維新の戦闘による戦死者のうち、何割が銃による死亡なのか、ということ。 逆に言えば何割ぐらいが刀や鎗によるものなのかという事です。 400年前に約1世紀続いた戦国時代が終わり、以後250年もの太平の世が続きました。 戦国時代は生き延びるのが必死だった武…

続きを読む

忍耐は先ず一服の間とぞ知れ

私の武芸歴は35年にもなりますが、20代は海外留学や海外赴任、地方赴任などで合計7年近くは地元にいなかった計算になります。30歳からここ20年以上は幸いにコンスタントに継続してます。いや継続してました、というのが正しいでしょうか。 2020年3月頃から始まったコロナ禍のために8月頃まで師事していた道場の稽古は休止、せっかく9月から再開された稽古も年明けてしばらく休止、で、やっとまた先日から再開…

続きを読む

桜色まで

昔小学校だったか、国語の教科書に載っていた話で興味深いものがありました。 それは桜色の着物についてです。 布をどのように桜で染めるのか、と言う話。 皆さんご存じでしょうか? 実はあれ、さくらの花びらで染めているわけではないのです。 花びらを煮てもきれいな桜色は出ないそうです。 では何で染めているかというとそれは「枝」。蕾がなった開花前の枝を煮て色を抽出するのだそうです。枝なので当然桜…

続きを読む

前後の違い

私はあまりエゴサーチなどしない方ですが(幸いにして有名人でも何でもないのでほとんど引っかかりませんけど)、先日友人の一人からYouTubeに出てくると教えられました。ずいぶん前ですが一つ二つは見たことはありましたが結構あってビビった(笑) いや、私の名前では出てきません。私の師匠の名前ですが。実は私、あまり自分の動画は見ません。ハズいので。だから自撮りも滅多にしませんし。あれは自意識過剰になるの…

続きを読む

無意識に意識を張り巡らせる

若い頃は基礎的な鍛錬に汗水垂らしました。もちろんそれは今でもしなければなりませんが(私はかなり怠惰で恐縮ですが)。 ただ初心の頃と違うのはその稽古の質をどこまで押し広げられるかというところです。初めの頃は・・・(イカン、昔過ぎて記憶が・・・(笑))兄弟子たちの動きを可能か限り正確にトレースして、自分なりに模倣して動く。それができて初めて自ら動くのですが、ある意味本当の修業はそこが起点ではないか…

続きを読む

四季を感じる

今し方、庭の手入れをしてきました。 冬にかなり大規模に間伐をして、少々やりすぎてしまったかと思うぐらい庭の樹木を伐ったのですが、自然の回復力というものはやはり偉大で、モリモリと深緑を萌えさせています。 我が家には庭があります。で、庭の広さの割には樹木が多く、これはなかなか手入れが大変です。ただ両親が色々と考えて植えたもので、1年中、必ずどこかで花が咲いているように配置されています。 私は植…

続きを読む

何でも使う

最近、アメリカのテレビドラマ「マクガイバー」を観ました。その昔、80年代に放送された「冒険野郎マクガイバー」のリメイク版です。割に面白かったですね。 マクガイバーの醍醐味は何と言ってもその場にあるものを応用して、スイスアーミーナイフ一本で危機を脱するという、ちょっと変わったもの。80年代のオリジナルの時もマクガイバーに憧れてスイスアーミーナイフを買いました(笑) 武芸に於いては常に相反す…

続きを読む

まだまだ先かな

一昨年末、武門において色々と大きな動き是在りで、久方ぶりに指南をしてみようと思い立ち、あれこれと準備をしていたのですが、昨年頭からコロナウイルスが世を賑わしてきて、ちょっと地域コミュニケーションのグループなどにお知らせをアップした頃にはコロナが蔓延してそれどころではなくなってしまいました。それからもう1年以上経ち、世はワクチン接種か感染拡大かと、まるで宇宙戦艦ヤマトの帰還か放射能汚染による絶滅か…

続きを読む

防災の備え 3

さて、次は日常的に必ず持っていた方がよい災害用品について。 これは通勤時間や通勤形態によって変わりますが・・・自動車通勤の場合は常にほぼ完全なセットを持っているのでここでは電車通勤をしている場合を想定して書きます。 想定するのは「通勤時に災害に遭ってしまったら」です。日本人の平均的な通勤時間は1時間弱だそうですが、多分ドアツードアで考えたら1時間は超えると思います。つまり往復2時間。会社…

続きを読む

防災の備え 2

まず防災用品を格納しておく場所は確実なのは「自動車」です。季節の寒暖差はかなりありますが、自宅は地震で倒壊したり燃えたりします。それに較べると自動車はかなり生存確率が高い。ただ機械式駐車場や地下駐車場だと難しいかも知れません。とはいえ自動車は寝起きすることも可能であることが多いので、移動を含めてやはり自動車に搭載しておくのが一番合理的です。私の場合ですが、以前所有していたアルトワークスとトッポと…

続きを読む

防災の備え 1

何となく、災害用の備品についてまたちょっと書きたくなりました。虫の知らせかどうか分かりませんが、それに近いかも。違ったら脅かしてスミマセン。多分、幾らか参考になると思いますので良かったらご参考下さい。数回に分けて書きます。 私が初めてサバイバルキットなるものを手にしたのは高校1年生、15歳の時。アメリカの香りがしました(笑) 以後35年以上色々な形で色々なものを試しつつ、現在に至っています…

続きを読む

天上天下唯我独尊

本日はお釈迦様の誕生日に当ります。 キリスト教では12月24日は盛大に盛り上がりますが、どうもこの4月8日が盛り上がらないことに一仏教徒として些か不満に思います(笑) 日本ではクリスマスがこれだけ隆盛しているのだから誕生会(たんじょうえ、と呼びます)も盛り上がってもいいような気がするのですが・・・まあ、キリスト教の場合、馬小屋で生まれて高名な学者が3人も駆けつけて、しかもお母さん、バージンだっ…

続きを読む

武芸と禅

初めて禅というものに触れたのは2002年のGWの時でした。その前の週にNHK「小さな旅」で紹介されていた群馬県南牧村にある山奥の寺が大変素晴らしかったので、GWに早速行ってみました。かなりの山奥で本当にここで良いのかと思うほど細い道を進んでいくとその寺はありました。宗派は「黄檗宗」聞いたこともない宗派でしたが、禅宗の一つです。そこには住職もいました。私の父より一歳年下でしたが、僧侶と葬式以外で親…

続きを読む

守破離で言えば離

源義家は平安後期、西暦で言えば1039年頃に現在の大阪辺りで生まれました。長じて東方方面の遠征を重ねて武勲を上げ、八幡太郎とか武神など、誉れ高い武人として知られています。この源義家が注目されている点は武芸を嗜んでいる人なら分かると思いますが、今まで貴族の犬として地方の荘園を守護していた武装集団、今で言うところのガードマンから現代で言うところの「武士」に変貌を遂げた時期でした。この源義家を以て武士…

続きを読む

師との出逢いについて

前にも書きましたが、また書きます。 あなたには「師匠」がいますか? 私の持論ですが、「師匠」とは自ら何かしらの道を見出してそれに志さんと欲したとき、自然現れるものです。 そしてその師匠はあなたの志の高さに準じた人物以外は決して現れません。 強い決意と高い志を持った者には、それに見合った師と出逢います。 取り敢えず始めようと思う者には、やはりそれに見合った師と出逢います。 それ以外の師…

続きを読む

百度参り

世はコロナウイルスで賑わっていますが、この第3波は前の二つを遥かに凌ぐ勢力のために医療インフラをかなり圧迫しているのみならず、日本社会にも暗い影を落としています。東日本大震災での死者は約2万人で、コロナウイルスは約4500人程度の死者ですが、社会に与えた打撃というのはコロナウイルスの方が優っているように思います。 とはいえ、例えばアメリカでは40万人もの死者を出していて、太平洋戦争時の死者…

続きを読む

日々是好日

この言葉はよく茶室や禅で使われる言葉ですが、今年は良くこの言葉を国内外の友人に送った気がします。字面を見ると「毎日毎日、いい日だなぁ」みたいな語感がありますが、そうであり、同時にそうではありません。臨済宗中興の祖、白隠禅師は駿河湾にある寺で住職をしておりましたが、富士山が噴火した後の大飢饉に際してこんな事を言っています。ちょっと原典が見つからないので大体こんな事だという事でご勘弁ください。 …

続きを読む

千化万変

宇宙の話。 「宇宙戦艦ヤマト」で宇宙戦艦ヤマトは地球からイスカンダルまで長大な旅をして往復した。 しかし実はあれはかなり難しいミッションである。 何故なら・・・ 地球は自転している。 地球は公転している(太陽周囲)。 太陽系も回転しながら移動している(銀河系外縁方向)。 銀河系も回転しながら移動している(アンドロメダ星雲方向)。 もちろん、惑星イスカンダルも同じ条件で動いている。…

続きを読む

銀河系

宇宙人はいるかいないかという話。 私は「いる」と思っている。確実に。 ただ、「宇宙戦艦ヤマト」みたいにどちらかがどちらかを侵略したり、「スタートレック」に出てくる惑星連邦のように百を超える知的生命体の連合体になることはないかも知れないと思っている。 理由はその広大な空間と長大な時間である。 人類が文明と呼べるような文明を持ってから5000年、仮にもし人類がもう5000年生き延びられたとし…

続きを読む

臘八座禅会最終夜

本日は臘八座禅会の最終日でした。 今年は久々に長く坐ってみたくなり、たまにやる7日間で48炷、24時間坐るというのを目標と致しました。 久々にやってみるとこれがなかなかキツい。4日までは全部結跏趺坐でやってきましたが、5日目からはとうとう自宅で坐るときは半結跏趺坐にしました。我ながら情けない。 で6日目までで22時間坐り切り、本日は座禅会前の随坐1時間と臘八座禅会1時間の計2時間で晴れて2…

続きを読む

臘八大接心

禅宗では12月1日から8日明け方まで、僧堂で最も苦しいとされる「臘八大接心」という修行期間があります。その間、修行僧は睡眠時間1.2時間ぐらい(昔はホントに寝なかったらしい)で、それ以外は坐禅と参禅(師匠に公案の見解を述べる)だけをします。私が師事している両老師からよく話を聞きますのでその大変さはよく理解しているつもりです。 伝説によるとお釈迦様は苦行をした後、それではだめだと思い、一旦体…

続きを読む

鬼はいずこに

今年は「鬼滅の刃」が日本国内のみならず、アジアを中心に遠く西洋にまで影響を及ぼしているようで、驚いています。 一風変わった鬼退治の話ですが、成敗される鬼にもそれぞれ深い事情があって、同情すべき点も多く、実際主人公の竈門炭治郎くんは本当にこの鬼たちに慈悲を持っています。 昔から日本人が作るアニメには敵側にも一分の理があったりして、その辺が単純明快な欧米のアニメとは決定的に違うように思います。単…

続きを読む

一芸は万芸に通ず

流行に乗り遅れまいと、先日アマゾンプライムビデオで「鬼滅の刃」を視聴しました。個人的にはまずまず面白かったと思った次第ですが、その中で1人のキャラに注目しました。 それは・・・我妻善逸くん(笑)・・・ 鬼殺隊の隊員は皆、複数の技を駆使して鬼を撃退するのですが、彼のみたった一つの技、「壱ノ型 霹靂一閃」しか使えません。それしか会得できなかったそうです。なので彼はいつも臆病で消極的で劣等感に…

続きを読む

古の音

私はよく、古の音に思いを馳せることがあります。 と言っても音楽とかではなく、日常生活で発生する普通の音、雑音の類です。 現代の社会生活からあらゆる機械音を差し引いたら江戸時代と同じ生活音になるかと言えば否です。多分全く違います。現代の私たちが使用している日常生活品、特に日本で流通している大半の製品は極めて高い耐久性と精度があります。 その上壊れるまで使う人は最近ではめっきり減って、流行…

続きを読む

言霊

勤めている会社に1人の社員がいる。 比較的よく同じ場所で働くのだが、いつも 「あ~忙しい忙しい」 「なんでこんなにやることが多いんだ」 「ホントに休む間もない」 「全然手が回らないよ」 「毎日毎日ストレスがたまる」 などなど、ひっきりなしに口にしている。 実際会社にはそれ以上に忙しい人もいるが、中には泰然としている人もいる。 日本語は言葉に対して「言霊」とも言うぐらいだから…

続きを読む

極める

最近、稽古に於いて想うところがある。 段階を踏んで稽古をせねばならないのは言うまでもないが、その人の資質を大成させる要素はこれではないかと思うものだ。 それは 「いち早く死ぬまでに到達すべき境地を理解し、明確にし、それに到達するための手段や理論を発見して取り掛かれるかどうか」である。 恐らくこれは段階を踏んでいく短期目標と較べると長期目標に該当するかも知れない。 これは老成してから…

続きを読む

流水の如く

武芸と格闘技の優劣を論じるのは全く以て意味が無い。 それは例えば車の世界でF-1と乗用車、どちらが「いい車」かを論じているようなものであるからだ。 ちなみに流派の優劣も意味が無い。ホンダが良いかトヨタが良いかなど、人それぞれだからだ。 格闘技には「引退」がある。 武芸には「引退」はない。 逆に言えば「引退」の定義があればそれは「格闘技」でなければ「武芸」だと私は定義している。あくま…

続きを読む

異文化に触れる

「リエントリーショック」という言葉があります。日本から海外に行き、異国の文化にショックを受けるのが「カルチャーショック」、でしばらく海外に滞在して帰国したときに日本の文化を再認識したときに起こるのが「リエントリーショック」なのだそうです。恥ずかしながら最近知った言葉です。 インターネットが普及する前では伝聞や紙の媒体による情報、あるいはテレビやラジオ、映画という一方向的な媒体でしか、海外の…

続きを読む

そしてネコがいなくなった

我が家には6歳になる三毛ネコがいます。 父ネコと母ネコも餌付けをしていたことがあり顔なじみでした。 で、生まれた時に縁があって見る機会があり、あまりに可愛い三毛猫だったのでお願いして家族に迎え入れました。(本当に両親の前でお願いして承諾の合図を頂きました) 以後6年、若い頃は良く家を飛び出したりしたものですが、本来家猫の上に臆病なのでせいぜい敷地内か隣の家と畑ぐらいしか散歩しなくなりました…

続きを読む

自らの脚で

人類史で言えば、ヒトはごくごく最近までは徒歩で移動していました。 機械が仕込まれた乗りものが使われるようになったのはここ150年ぐらい。 それ以前は馬や帆走船でしたが、それとて利用していた人は全体のごく僅か。 現代のように誰でも使えるような公共交通機関や自動車のようなものではありませんでした。 私も会社まで徒歩30分程度なので車を手放してから1年ぐらいは用事がない限りは徒歩、その後数年は…

続きを読む

臥龍待雲

先月から道場の稽古に復帰しました。 半年近く道場に行かなかった計算になります。 20代の頃が実はそのような感じでした。 20代前半は3年半ほど米国に留学、今思えば近所にあったかも知れない当流の道場に行けば良かったのですが、まだまだIT時代を迎えておらず、近くにあったかどうか知るよしもありませんでした。 20代後半はオーストラリアに1年半、名古屋と大阪に1年ずつ、福岡に半年ほど赴任していた…

続きを読む

徒然と

今年に入ってからふとまた、指南をしようかと思いきや、コロナウイルスによって見事に中止に追い込まれてしまった。 のみならず今年は珍しく海外に3回ほど出掛ける予定だったが、それもまた中止になるなど、飛躍する年をことごとく打ち砕かれてしまった感あり。 ま、こんな災禍は一生に何度もないのでこれはこれで希少な体験というべきか。以前、10年以上前にも都内で指南していたことがあったが、なかなか場所が取れず…

続きを読む

バルトの楽園

先ほど松平健主演の「バルトの楽園」を観た。評判に違わず大変素晴らしい作品だった。何にも増して素晴らしいのはこれは実話だったという事。日本は第1次世界大戦では連合国であったが、欧州諸国に較べるとそれ程動員したわけでもなく。実際は数万の陸軍を中国のドイツ租借地に送り込んで攻撃を加えたことと約20隻の海軍艦艇を地中海に派遣したというものだった。だからドイツ人にはそれ程憎しみがあったわけではなく、それも…

続きを読む

耐え忍ぶ

新約聖書には数カ所、「忍耐」という単語が出てくる句がありますが、私はこの2句が気に入っています。 私は英語版も読みましたが、この2つについてはどちらも「standing firm」という語が使われています。我慢と言うより毅然とするのような意味合いでしょうか。 「しかし、最後まで堪え忍ぶ者は救われる。」 マタイの福音書24-13 「あなたがたは耐え忍ぶことによって、自分の魂を勝ち取…

続きを読む

恥の文化

恥の概念は日本人だけと言われているが、実際に米国と豪州に住んでみてそんなことはないと思ったものだ。一般的通念として恥というのはどの国にもある。ただ日本の恥とそれ以外とでは何が違うのか、思いついたことを徒然と。 まずタイムスケール。先祖とか子孫にまで及ぶ。私の甲冑仲間には未だ東軍VS西軍の観念を真面目に維持しているのはご愛敬としても、今道徳的社会的な恥をかいたら、その不名誉は3代にも及ぶ、と…

続きを読む

東京大空襲75周年目

今から75年前の今日、東京にて米軍による大空襲が行われて10万人以上の一般市民が殺害されました。東京大空襲のみならず連合軍は欧州に於いても大規模な絨毯爆撃を行っており、軍人による一般市民の殺害という点では実はかなりの数になります。ナチスドイツと手を組みはしたが日本は間違ってなかった、とか、米国の正義が正しいとか、そういうことにはそれ程興味がありません。 戦争が戦争たる所以は互いの正義がぶつかり…

続きを読む

通勤時間と有給休暇

今の会社の雇用条件の悪さに時折FBで愚痴を言ってますが、しばらくは辞める気もなく。 理由は簡単で二つ。一つは「通勤時間の短さ」、もう一つは「有給休暇の取りやすさ」。 12年前に今の会社に転職する際は色々考えました。海外の同門たちにも意見を求めましたが、長く武芸を続けていくのであれば時間にゆとりが持てない仕事には就くべきではないと言うことでした。 今の会社と都内の会社2社で内定してましたが、…

続きを読む

最近の日本社会について

最近、ふと思うことがあります。 日本と特に欧米圏での労働者の質についてです。 実際に海外の友人知人らと長年交流を持った経験と、米国留学と豪州赴任から得た体感としてですが。 ステレオタイプになってしまいますが日本人労働者は概して勤勉で誠実、真面目です。非正規労働者に到っても職務に対しては責任感が強く誠実であることには海外と較べて驚くことしばしば。海外の多くは「賃金に比例して」労働する事が多く…

続きを読む