寄居鉢形城城主 北条氏邦公供養祭

昨日は息子たちは友人家族とキッザニアに行くことになり、朝6時過ぎに妻子を駅に送り届け、自宅を8時過ぎに出立。先に近所でガソリンを入れるも、その時になって大変な事に気付いた次第・・・甲冑を忘れた(笑)。今まで槍や刀を忘れかけたことはあったように記憶していますが、甲冑、しかも玄関に置いてある大きなものを忘れるとは! 前日に映画館で鑑賞した「宇宙戦艦ヤマト第6章」の余韻に浸っていたのだろう・・・ということで。

幸い、ガソリンを入れてから戻っても問題ない距離で、まずは他流武友I氏が住む上尾まで一路北上。空いていたため40分足らずで到着。そこで武友を拾ってから高速道路を使って寄居町に。高速を降りてからマックで休憩。2人でしばらく武芸談義をしました。I氏とは歳は同じで武芸歴はあちらがやや長い。武芸観はみごとなほど一致し、彼の達観した意見には毎回感心させられます。

その後は寄居鉢形城資料館に初めて行きました。資料館としては小振りですが、非常にきれいな建物で、展示品もよかった。行く価値は十分にあります。個人的にはジオラマがよくできていると思った次第。
それからまた戻り、鉢形城を散策。前回より少し長目に歩きました。日本100名城に選ばれているだけあって、驚くほどきれいに整備されています。

まだ時間が早かったのですが、三鱗会本部に向かいました。
到着を迎えてくれたのはモーレツな下水の臭い(笑)試斬用の巻畳表を水につけていたらしいのですが、1週間ぶりにドラム缶から出していたまさにその時に来てしまったらしく、キョーレツな臭いでした。基本、あれは1.2日漬けておけばよいと聞いたことがあります。この時期に1週間も漬けておくと、逆に腐ってしまうのではないかと思いました。
部長さん以下、いつものメンバーが来ていました。挨拶を済ませ、本部の外の片付けを手伝ったり、I氏に本部の中を案内したり。といっても私も1.2度来たことがあるだけで、ほとんど初めてです。本部と言うよりは大人たちの秘密基地みたいな感じでしょうか。私はあのような場所は好きですね。そこでは甲冑の製作なども行われております。
何故その日に行ったかというと・・・その日は鉢形城城主、北条氏邦公とその奥方である大福御前の供養祭を菩提寺である正龍寺にて執り行うため。昨年も参加しました。

去年は少々涼しいくらいでしたが、今年は先ほどまで雨が降っていたので非常に蒸し暑く、気温も高い。正龍寺には14時少し前に到着しましたが、これから甲冑に着替えるのかと思うとウンザリしました。結局、半分ぐらいは小具足に陣羽織といういでたち。私もそうしました(笑)。そういうオプションは初めてですね。武友のI氏には三鱗会の大鎧。着付けを手伝いましたが、初めて甲冑を着るそうです。

オープニングセレモニーで試斬。I氏は私が無条件で認める数少ない優れた武芸者ですが、初めての甲冑、しかも大鎧を着ての試斬はあまり振るわなかったようです。まああの大鎧はどちらかというと展示用を主眼として作られたと思われますから致し方なし。逆にあの条件下でスパスパ斬れたらかなりのものですが、甲冑は初めて着たときは本当に不自由なものです。次回は当世具足を着用して試斬に臨んで頂きたいと思っています。

それから本堂にて読経。気候のせいか、眠くなり途中記憶が途切れ途切れ(笑)。般若心経だけ、臨済宗と節回しが違うなぁと思いました。
寺は曹洞宗ですが、なかなかの寺格。三門の仁王像が非常に素晴らしい。
その後は寺の背後にある山の傾斜上の方にある北条氏邦公夫婦の墓所を参拝して終了。最後は再度、本堂の前で記念撮影。

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駐車場で着替えるとお待ちかねのお清め。昨年もそうでしたが、仕出し弁当にしてはとてもよいものが出ます。残さずきれいに頂きました。
帰路も色々話しながらでしたが、I氏にはとてもよい経験になったと思います。武芸の精進に一役買ってもらえる経験であればよいと思います。

皆様暑い中、お疲れ様でした。



平成二十五年水無月十七日
不動庵 碧洲齋