人を観る

今朝の都知事選挙の政見放送にはいささか疑問を感じた。
4人いて、最初は弁護士の宇都宮さん、ナントカ某、田母神さん、で最後もナントカという御仁。

どうだろう、この順番。最初の某さんはダウンジャケットを着てラフな格好で、随分とため口を利いていた。しかも尺足らずのため途中で放送が切られていた。
最後の方もかなりラフな格好で、原稿がある下ばかり見ていてちょっと本当にやる気があるのか、少々疑念を呈さずにはいられない候補者だった。
ちゃんとスーツを着ていたのは宇都宮さんと田母神さんだけ。

正直、田母神さんが、到底票が取れる程度にまともな候補者ではない方々に間を挟まれて放送されていたということに、私は少々NHKの悪意さえ感じる。(あの放送の順番は届け出順でも名前順でもないようだが・・・公平が期されているのか?) 日本は民主国家だから普通の成人した市民なら誰でも立候補は出来ると言っても、ウィキペディアでは16人もいる候補者紹介のうち3行以下の候補者が11人もいるってどういうことだ?そういう何をしてきたのかサッパリ分からぬ人物が立候補するというのも分からぬ。

宇都宮弁護士、弁護士の割には声が腹から出てなかった。
結構名の知れた弁護士ですが、主張がとても曖昧だった。数字とか出てなかったし。
意外に大物弁護士には見えなかった。

4人の中で(というか宇都宮さんと田母神さんを比べて)、お話にならないくらい非常に現実味があり、これはと思ったのはやはり田母神さん。4人出ていた候補者のうち、唯一、肩一つ動かさず、視線はじっとカメラを射貫いていた。数字的、理念的、現実性を考慮すると、昨日見た他の方の政見放送と比べてもダントツに優れていたように思う。そういうところできっと叩かれるんでしょうな。

都知事はちょっとした中堅国家の財政規模がある。日本で言えば首都という意味だけでなく、国家の中の国家とも言える。しかも6年後にはオリンピックが開催される。得体の知れない人に施政して欲しくはないな。

・・・ま、私は都民ではないですけどね・・・


平成二十六年如月四日
不動庵 碧洲齋