「○韓論」に思うこと

先日書店で本を買いました。
買った本は「わたしが正義について語るなら」アンパンマンの作者、やなせたかし氏のエッセイです。
まだ読んでませんが、ざっと目を通しただけでも非常に素晴らしいものだと言う確信があります。今読んでいる本が間もなく終わるのですぐに読んでみたいと思います。

最近書店で一番気に入らない本の種類があります。それはあっちこっちのコーナーにある「○韓論」というもの。結構な種類が出版されています。
まず始めに言っておきますが、私も朝鮮民族全般に対してよいイメージは持ってませんし、現実としてビジネスでしょっちゅう非常識なトラブルに巻き込まれウンザリさせられます。知り合いがソウルに住んでますが、やはり外国人にはいささか息苦しいようですし、今開かれている仁川アジア大会のトラブル、日本に対する姿勢を見ると憤慨もします。

世界的に見れば朝鮮民族は北と南に別れている不幸な民族で、南はサムスンとヒュンダイ以外は世界にあまり誇れるものはなし、北は異常でお騒がせな国家ではありますが、中国ほどに注目を集めているわけでもなし。世界規模で考えた場合は日本人が思っているほどに朝鮮民族は重要でも何でもありません。

日本にとって色々辟易させられる民族ではありますが、南北朝鮮が今に至るまで国家として継続しているという事実は、日本人の物差しによる良し悪しで存続しているわけではありません。日本の場合は隣国でしかも密接な関わり合いがあるためにやかましく感じますが、世界ではそうではないと言うこと。朝鮮民族は何も日本の都合で生きているわけではありません。

日本は自国が信じている正義や誠実というものを粛々と実行し、物理的に実害を被る場合にのみ、淡々と冷静に対応すれば良く、書店でくだらない「○韓論」を読んで相手をあげつらう必要はありません。デスラー総統の台詞ではありませんが「日本に下品な国民は不要だ」です(笑)。高貴ではない、品格が高くない、清廉潔癖であろうとしない日本人は日本人を止めて下さい。日本人であろうとするなら「和」が一体どんなものか、よくよく吟味してもらう必要があります。

韓国が日本に対して明らかに対立姿勢を持っており、日本と協調姿勢を持つ気配がないと言う事実はよく理解しておくべきですが、彼らの経済活動はそれでも日本の掌の上に在るようなもので、日本が本気で国交断絶したら確実に韓国は困ります。韓国が国交断絶しても日本は困りません。経済力や国家としてのパワーもあちらは妄想的に誇大に信じてますが、今世界の基軸通貨はドル、ユーロ、そして円の三つだけです(笑)。基本貿易ではこれ以外に使われることはほとんどありません。他にもたくさんありますが、経済力の大きさや影響力を知るにはこれだけでも十分です。

己の正しさを誇示したいのであれば、己の信じていることを粛々と成すこと。最低限度、他人に迷惑を掛けないことであると私は思います。自分の正義から外れている対象をとやかく非難することではありません。ま、実害が出ている場合は無視すべきではないことは言うまでもありませんが。沈黙は金ですが、国家や民族として発信も重要です。ただし受け手は相手が何を言うのかと言うことよりも、どんな相手が言っているのかということにより着目します。故に日本人が本当にご迷惑な民族を非難したければより高潔で調和に富んだ民族であるべきかと思います。


平成二十六年長月二十九日
不動庵 碧洲齋