令和元年 露国旅行記 弐

今回の訪露で行った先はモスクワから直線コースで550キロ南、ウクライナ国境から北に100キロ足らずのところにある田舎町ジヴノゴリエ。数年前にも行った場所です。
まず地名のジヴノゴリエ、英語にするとDivine Mountain、つまり神の山。周辺は石灰岩の真っ白い丘が幾つもあり、実際、友の1人は石灰岩を加工した石膏板?工場の工場長をしています。石灰岩は加工がしやすいらしく、その丘には幾つもの岩窟型寺院があり、昔はそこで修道士らが修行をしていたそうです。やはり色からして周囲の丘は神々しく見えます。前回行った時は幾つかの電子機器が突然不調になったりしましたが、そういうパワースポットなんですね。

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今回宿泊したのも前回と同じ館。貸切です(笑)
ただし前回は色々建設中の部分がありましたが、今回は見事に整っていました。大変美しい庭園でした。
あとで聞いた話ですが、オーナーの女性は前回、私たちの宿泊態度や利用状況を大変喜んでくれ、今回も二つ返事で予約してくれたそうです。それもそうです、男だけ10人も数日間連泊して酒を飲むでもなく粛々と何やらしているわけですから(笑)

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基本、朝晩2炷ずつ坐ります。で、食事は朝昼晩ですが、完全に暗くなるのは夜の9時過ぎなので食事もばらつきます。男料理ですがどれもうまい。
ただホントに困ったのは飲み物。さすがに南部だと外気は30度を超えるので暑いのですが、ロシア人は概して飲み物を冷やして飲むという事をしません。氷を入れて飲むなんて論外です。初老の友人の一人などは暑いのに温かい紅茶を出して「どうぞ」と言うのでホントに参った(笑) 次回からは粉のスポーツドリンクでも持っていくとします。ちなみにアクエリアスは日本コカコーラの商品なので海外では売ってません。多分海外では受けます。

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岩窟寺院ツアーではグループのためにガイドを雇いました。インナさんという女性。ロシア人にしては小柄でかわいい。基本ロシア人はサービス業でもあまり笑わないと言われてますが、最近はそうでもなく。皆さんあまり慣れてない微笑みをする当り、たとえおばちゃん店員さんでも可愛らしく見えることがあります。でこのインナさんもはにかんだり照れたりしながら説明するのでそれはもう私はずっとウキウキでした。ロシア語が分かったらもっとよかったのに(笑) 外気は30度を超えますが、石灰岩の効果なのか、寺院内はなんと15℃とかそのくらいの気温で上着がないとホントに凍えます(笑) 夏は涼しく冬は暖かいのでしょう。にわかに信じがたい程便利な場所です。戦時中はトーチカとして使われて、ドイツ軍からの攻撃も受けたそうです。現在は世界遺産に指定されていて、寺院としてではなくて遺跡として観光地になっています。しかしこれも前回はロウソクを持ってのツアーだったのに、今回は寺院内は控えめのLED照明が施されていて大変素晴らしかった。
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丘の上は1000年ぐらい前の城跡になっています。城と言っても城壁が四方にあるだけの簡素なものですが。当時のこの辺りの権力者だったのでしょう。一度寺院に入ってから外に出るとくらっとする暑さですが、インナさんが一生懸命解説してくれるのでこちらももう必死について行きます(笑)
帰路は川辺に立ち寄ってから宿に戻りました。

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このジヴノゴリエはロシアではまあまあ知られた場所という程度なので、外国人はほとんどいない(笑) でも今のところロシアでは1.2番に気に入った場所です。

令和元年葉月三十日
不動庵 碧洲齋

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